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測定器のノイズについて
精密な計測を行うときは,計測器とノイズが発生しやすいような機器(例えば,コンプレッサなど)とは電源をそれぞれ別々のところからとるようにとよく聞きます。私自身も電源を同じところからとるとかなりのノイズが入り,別々にするとほとんどノイズは入らなくなりました。これって具体的にはどうして電源をいっしょにするとノイズが入るのでしょうか?よろしくお願いします。
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お二方からお答えなので、私はもう一つ違う現象を。 お二方のお答えはどちらも電源に起因するノイズですが、電源コードその物がノイズを拾います。つまり、電流が急激な変化をする器械、例えばモーターなどがあれば、その周囲では、その電流とともに急激に変化する磁場が生じます。この場合、別系統の電源から給電していても、磁場変化を発してる近くを電源コードが通ると、誘導ノイズが乗ってしまいます。電源の整流~平滑回路では、このこの帯域のノイズをとれないことが多く、測定器などが安定化電源を用いていたり、ノイズフィルターを電源ラインにいれてないと、もろにこのノイズが測定系の電源に入ってしまいます。病院などでもmVクラスの測定では、結構ばかにならないノイズを拾います。また、測定帯域によっては、電波なども拾います。
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- nonkun
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コンプレッサ等は停止・起動が繰り返されます。 インバーターがついていないと起動時には出力は全開です。 となると停止状態からいきなり起動して全開になると一時的に計測機器への電力の供給が下がります。 つまり、一気にコンプレッサに電力が流れ込み、計測機器への電力供給量が不足します。これはすぐに回復しますがその時にノイズが発生します。 また、インバーターがついていて電力が段階的に供給されるタイプでも電力の供給量が変わるときに若干計測機器への電力供給も乱れが生じ、ノイズが出ます。 試しにコンプレッサーと同じ電源から引いた線に電圧計か電流系をつけてみてください。 コンプレッサーの動きが変わると一時的に針が急激に動くのが判りますよ。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。とても役に立ちました。
- marimo_cx
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ノイズが電源ラインから入って来るからです。 同じ系統の電源でもノイズが伝わってくる経路が伸びればノイズに対して インピーダンスが大きくなるので影響を受け難くなります。更にノイズカ ットトランスを通せば更にノイズのインピーダンスが大きくなります。 完全に電源ノイズの影響を受けたくない場合はバッテリー給電します。
お礼
早速のレスありがとうございます。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。本当に助かりました。