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物が溶けるとは
物が溶ける際にかかる時間はどのくらいが限度なんでしょうか? たとえば溶けやすいもの溶けにくいものいろいろありますよね。溶けやすいものなら話はかんたんなんですが、溶け難いものの場合、どのくらい待っていいものなんでしょう。どのくらい待っても溶けなかったら不溶性ってことになるんでしょうか?一時間?一日?三日? 物によって違うのはわかってますが・・・。 高分子を酸に溶かして散乱を見る実験を行ってるんですが、そのときにきちんと溶けていないと意味がありません。
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- getty_2
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ある種の高分子物質は、完全に溶解するのに半年近くもかかるものもあります。 また、ある種の水溶性高分子では、一度溶けてしまったものが、時間と伴に 沈殿してくるような系もあります。特に水系の実験では、高分子鎖の親水部と 水との相互作用に経時変化を持つことがあり、一概に「溶ける」とはいえない 系がかなりあります。また、分子量によって溶ける速度はかなり変わります。 低分子量のものが数分で溶けるのに、高分子量のものが数時間かかるというのは、 高分子全般にみられる溶解挙動です。 一般的な高分子の溶解性に関しては、Wiley社の「Polymer Handbook」に 掲載されていますが、酸に溶かさなければならないということは、かなり特殊な 高分子ですよね。上記のように、種類だけでなく、分子量等によって溶ける 速度がかなり異なったりするので、このようなところで質問されるよりも、 指導者と相談されることをお勧めします。どうしてもご自身で調べたいと おっしゃるなら、同種の高分子を扱った最近の論文を検索してください。
- rei00
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お分かりのように,物によって違いますし,目的によっても変わると思いますので,1つの参考までですが。 「日本薬局方」の通則には,『溶解性は,別に規定するもののほか,医薬品を固形の場合は粉末とした後,溶媒中に入れ,20±5°で5分ごとに強く30秒間振り混ぜるとき,30分以内に溶ける度合いをいう』とあります。 高分子であれば話が変わるようにも思いますが,参考まで。
>高分子を酸に溶かして散乱を見る実験を行ってるんですが ポリマーの溶解に使用するのは有機溶媒ではないでしょうか・・・? 何か特殊な事情があるのでしょうか・・・? ポリマーによっては加水分解は心配なのでしょうか・・・? 補足お願いします。