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縫合不全について

糖尿病を持った方が開腹手術をすると縫合不全になりやすいと聞きますが、なぜですか?糖尿病と縫合不全の関連を教えてください。それから、術後合併症として血糖のコントロールがされにくい理由もわかる方が入ればぜひ教えてください。よろしくお願いします

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noname#2787
noname#2787
回答No.2

糖尿病という病気をどう考えるかで変わります。 簡単に理解するために 『血管の病気』と考えてください。 ケガが治るためには毛細血管から送られる修復物質がよどみなく供給されることが重要ですが糖尿病患者さんの血管はこの物資の運搬に適していないのです(細く脆いと考えてくださいね)その結果組織の修復も上手くいかないし、外からやってきた細菌などの外敵に対抗するための物資も不足しがちになります。結果、キズは治りにくく感染に弱くなるわけです。直りが悪ければ当然トラブルは起きます。また縫合の糸のテンションなど細かな状況に左右されやすくなるわけです。 他にも『エネルギーの消費が細胞レベルで上手くいかない』など色々な側面がありますがとりあえずはこの辺で。 血糖のコントロールは手術中にも健康人であっても狂うことが知られています『外科的糖尿病』と呼ばれるものです。これは手術という大きなストレスに際してストレスホルモンと呼ばれるホルモンが多く放出されてその影響で血糖のコントロールが上手くいかなくなってしまうものです。健康な人であれば手術後すぐに元に戻るものですが、糖尿病患者さんの場合そうはいきません。手術後でも傷の痛みやらベッドにくくりつけられる苦痛やら『ストレス』には事欠かないからです。その結果、耐糖能は影響を受けてコントロールしにくい状態が続きます。 専門家ではありませんので補足にも限界がありますが(笑)なにかあれば追加してください。

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  • myeyesonly
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回答No.1

こんばんは。前の方のみです。 縫合不全以前に、糖尿病の人は化膿しやすく傷口がふさがりにくいという事は昔から言われているようです。 つまり糖尿病によって、免疫、組織の再生能力が低下しているからです。 傷がふさがるのに時間がかかるので、それまでの間、縫合がずれたりする危険が大きいという結果ではないでしょうか。