実際に術後合併症を起こしてしまったときの看護ですが、
私が大切と思うものをひとつお答えしようと思います。
術後合併症を起こしてしまった患者さまでイレウスや縫合不全は術後2~3日以上経過してから起こすことが多いといわれていると思います。
創の痛みにすこし慣れてきて手術が無事終わったなぁと思い出した矢先に起こることが多いです。
そのため患者さまにとって、術前のインフォームドコンセントで説明を受けていたとはいえ、
かなりショックを受けることになると思います。
そんなときの精神面のフォーローこそ私たちナースの大切な役割であると思います。
単にお腹の音を聴くとき、表情を見ながら声かけをしたり、
歩行している時に声をかけたり、、、
この時に私は頑張ってといわないようにしています。
患者さまはもう充分に頑張っていらっしゃると思いますので。。。
どうですかと声をかけるだけでもやる気が出る方もいらっしゃいますし、
痛みや心配なことはいつでも伝えてくださいね。と声をかけることが少しでも安心につながると思います。
また心配を表す方には訴えをよーーく傾聴し、受け止めたうえで看護していくことが大事です。
そしてナースサイドだけでは答えられないこと(たとえばいつ良くなるのか、このまま手術になるのかといった疑問に対して)は
責任を持って医師が患者さまに説明できるように連絡をとるということも大事です。
こういった精神的なフォローをするには病態についてのしっかりとした理解があることが大前提ですが、、、
患者さまの身体的状況を理解するとともに、
精神面のフォローをしっかりとできることはが一番大切な看護であると思いつつ働いています。
ひとつといって長くなってしまいごめんなさい。
どんな看護が良いかたくさんの意見を求めようとする姿勢すばらしいと思います。私も見習いたいと思います。
お礼
お礼が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。 >精神面のフォロー そうですよね。私もそこが大切なのだと思います。 やっぱり看護ってベッドサイドのケアが大切ですよね。 少しでも患者さんの不安を軽減出来るよう、私も頑張りたいと思います。 本当にありがとうございました!