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大腸(直腸)手術後の縫合不全について
家族の者(60)が直腸がんの手術をしました。 術後1週間程で縫合不全からの漏れとのことでドレーンより 赤黒い液体が出て来てしまったためそれを吸引する機械をつけて、 中心静脈より栄養と貧血を解消する点滴などをしながら経過を見てきました。 術後10日ほどで少し排出液量が減り(120/1日位?)、 排出液の色もコーヒー牛乳色(?)のようなものに 変わって来たとのことで吸引する機械を外し、 今はドレーンからの排出液を腰につけた容器に溜めています。 主治医の先生の話では経過を見ましょうとのことですが、 どのような経過で食事が出来るまでになるのか。 このままで繋がるのかとても不安に感じています。 (液体が出ている間は繋がっていないので食事NGということなのでしょうか?) ちなみに造影剤を入れての検査では体内への漏れは見られないとのこと。 体内での繋がり具合はその検査でどの程度わかるものなのでしょうか。 今のことろ再度の手術はお考えではないようです。 いろいろサイトを見てみたのですが縫合不全経過についてなど 詳しい話が書かれたものを見つけることが出来ませんでした。 個人の傷の具合などによって状況は変わると思いますが、 縫合不全起こしてしまったけれどくっついたよという方、 縫合不全についてお詳しい方、お話やアドバイスなどを 聞かせていただけたらと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。
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縫合不全で程度がひどい・あるいはドレーンが効かなかった場合は手術になります。今回のようにドレーンによって炎症が限局されれば、1ヶ月ほどの絶食によって治ります。 >>液体が出ている間は繋がっていないので食事NG 腸は便の通り道ですから、食事をすると縫合不全の部分からこの便・細菌が腹腔内に漏れてしまいます。この穴が修復されるまでは食事を取ることができません。 穴の大きさにもよりますが、1ヶ月前後が目安かと思います。 液体がにごっている場合は無理です。穴が修復されても少量の透明な腹水が出続けることはありますので、その液体の性状によって判断されます。 >>造影剤を入れての検査 腸の中に造影剤を入れると、穴から漏れ出しますね。この漏れがある限りは穴がふさがっていないということなので食事は開始できません。 造影検査ではっきりとした漏れがなくても、実際に少量の漏れがあることはあります。これは臨床症状によって判断します。 一般的なことを書きました。本来は主治医からきちんと説明されるべき内容だと思います。状態は個々によって異なりますので、主治医から説明を受けてください。
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- goalposto
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参考になるかわかりませんが、直腸の手術をした者です。幸い縫合不全にはならなかったのですが、縫合不全を起こしたら3か月は一時的な人工肛門を置いて、肛門を休めると言われていました。そうすると治るんだそうです。ドレーンの液は最初血でにごっていましたがだんだん薄い(透明な)オレンジや黄色になりました。医者はリンパ液の色はこういう薄い(透明な)黄色だからいい感じ~と言ってました。 ドレーンを抜いてもしばらくは毎日黄色い液が漏れていました。 経過が順調でありますように。
お礼
ご経験からのお話を聞かせて頂きどうもありがとうございました。 一時的な人工肛門のお話も少しは出たのですが 先生と本人の希望もありもう少しこのまま様子を見ることになりました。 ただまだ漏れはあるようですし、 回復するまでこの不安は拭えないかもしれません。 (その後も体内に膿の袋が出来てしまい 高熱が出たりして心痛い日々を過ごしています。) 今は日にち薬が良い経過をもたらしてくれることを期待しています。 goalpostoさんもお体お大事にくださいね。 ご回答どうもありがとうございました。
お礼
わかりやすく丁寧なご回答を頂き、どうもありがとうございました。 ドレーンがうまく作用している場合は絶食が治るための方法だとわかり 今までの経過と照らしあわせホッとした気持ちを持ちました。 液体がにごっている場合は食事は無理とのこと。 今はドレーンよりコーヒー牛乳色の液体が出ていますので この液体が出なくなるのが待たれるということですね。 排出されている量がまだ結構ありますので長い道に感じます。 (このドレーンから出てくる液体は腸の穴から 漏れてきている液体ということなのでしょうか。) 造影剤検査ではっきりした漏れが確認できなくなり症状も大丈夫になって、 ようやく食事が取れるようになるとするなら 縫合不全からの回復は時間が必要との意味がわかったような気がします。 時間と本人の回復力に期待したいと思います。 take-takeさんより教えて頂けましたこととても感謝しています。 ご回答いただき本当にありがとうございました! (主治医の先生にもきちんとお話を聞いてみようと思います。)