【フィルタの種類】
アクティブフィルタは、アナログフィルタの仲間です。ディジタルフィルタは数値フィルタとも呼びます。これは、名前が示すようにソフトウェアでも実現可能なものです。
【フィルタの使用目的による分類】
電子回路で言うアナログフィルタは、LCRにより実現されるものです。目的とする周波数,遮断特性によっては能動素子(アクティブ素子)を用いることによって小型で特性の優れたものを実現できます。これが、普通に言うアクティブフィルタです。
アナログフィルタはどのようなものでも周囲の環境変化や劣化により特性の変化あるいは劣化を免れることは出来ません。目的とする周波数や特性にもよりますが、小型化,再現性などにおいてディジタル回路にかなわない場合があります。信号を一旦ディジタルにして、所定の計算(数値フィルタリング)をしてアナログに戻す。計算アルゴリズムを変更すればそれなりの特性のフィルタを実現できる。これがディジタルフィルタ。
【実例】
CD,MD,携帯などなど、ディジタル音源を耳にする場合には必ずディジタルフィルタのお世話になっています。
数値計算でのわかりやすい例を挙げると移動平均などは明らかなディジタルフィルタの仲間です。
お礼
なんとなくですけど理解できました。ありがとうございます。