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裁判は何で録音禁止なの?
確か禁止だったと思うのですが・・なぜですか? それと、裁判のとき、速記官が居ると思いますが、録音して後でパソコンに打ち込めばいいと思います。何でわざわざ速記官をつけるのでしょうか?
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2番目の質問は既に回答がありますので、1番目のほうを。 一般的には、傍聴者の録音行為は特に禁止はされていません。 (マスコミ関係の傍聴者の多くは録音していると思います) ただ、裁判長は法定秩序を維持する権限を持っています。 したがって、裁判長権限で録音行為を禁止することは(やろうと思えば)できます。 その権限による裁量は広範囲に及ぶものとされており、 よほどひどい事情(理由もなく傍聴も許してもらえない等)でない限り 法的な問題にはならないとされています。 (傍聴者のメモ行為を禁止した措置が違法でないとされた判例として平成元年3月8日最高裁判決)
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- myeyesonly
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こんにちは。 録音は確かやってるはずですが。 書記官が速記した物を後で照合してるはずです。 録音をパソコンなどで打ち込むのを俗に「テープ起こし」といいますが、この作業、テープの音だけで打つのは結構難しいのです。 有名なのが「同音異字語」で、「じんこう」と聞こえる時、「人口」なのか「人工」なのか「沈香(お香の一種です)」なのか・・・こういうのが非常に多く、現場でその話の内容や成り行きを聞いて理解してる人じゃないとテープから起こすだけで非常に大変な作業になります。 私も過去、実際に仕事でテープ起こしをやりましたが、テープだけだと、本当に自分の専門分野以外では、全く仕事になりません。 ある時、専門外のテープを頼まれたので、その会場で配られた資料、パンフレット、プログラム、会場の写真、果ては同時に配られた各種広告まで全部一式取り寄せた事がありましたが、非常にきつい作業になりました。 あれ以来、専門外のを頼まれた場合は断るか、やれそうな知人を紹介してます。 裁判の記録には正確さが何よりも重要です。 ですから、その場に立ち会った書記官が、自分で聞いてた内容を録音を聞きながら思い出して反訳(速記を通常の文字にする事)するわけです。
お礼
なるほど、確かにテープだけでは同音異義語のチェックが難しいですね ありがとうございます。
お礼
あ、特に録音は禁止されていないんですか?今までニュースなどで一度も裁判の音声が流れたのを聞いたことがなかったので、いけないんだと思ってました。 裁判長ってすごい権限を持っているんですね。勉強になりました。 ありがとうございました。