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村上春樹の小説によく登場する、ワタナベノボルについて。
タイトルのとおり、ワタナベノボルという人物は、村上春樹の小説(長編、短編のどちらにも)によく登場するんですが、村上春樹さんは何か、意味があって彼を登場させているのでしょうか??? それともうひとつ気になっている、「ねじまき鳥クロニクル」の冒頭が短編となっている中では、ワタヤノボルがワタナベノボルとなっているんです・・・。 どなたか、こうではないかな・・・??とおもう感想などでも良いので、あなたの考えを教えてください!!!!
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追加です 文藝春秋のインタビューによると、 登場人物に名前を付けるのが苦手だった*1村上さんが「ワタナベ・ノボル」という名前(安西水丸さんの本名)を獲得したことにより「救われた」と言っています。(文藝春秋89年4月) *1(初期の登場人物は、鼠だとかジェイだとか記号のようなもので呼ばれ、みな氏名がない。) その名前を使い回しているだけだと思われます。 『クロニクル』の前身である短編『ねじまき鳥と火曜日の女たち』では 「ワタヤ・ノボル」は「ワタナベ・ノボル」でしたが、それも 長編化するに当たって「ワタヤ・ノボル」に改名されただけでしょう。 結局はすべて安西水丸さんの本名がベースになっているということですね☆
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- emozilla
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回答No.1
こんにちは。 「ワタナベノボル」は村上さんがよく一緒に仕事をされている 安西水丸氏の本名です。 対談かエッセーで語っていました。
質問者
お礼
ご回答、ありがとうございます!! 村上春樹さんの対談やエッセーは全く読んだことがなかったので知りませんでした。 前々から気になっていたので、すっきりしました! ありがとうございました!
お礼
確かに初期の短編などには、鼠という友人が出てきたり、氏名がないですね・・・。 『ノルウェイの森』でもワタナベトオルなど、どういう繋がりなのかと不思議に思っていましたが、あまり意味はないと考えたほうがよさそうです。 村上春樹さんについて詳しいかたに回答していただき感謝しています。 ありがとうございました!