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動物の眉毛の存在意義って?
人間に眉毛があるのは「汗が目に入らない為」と、聞いた事があります。 でも、全身が毛で覆われている「犬」「アザラシ」「ハムスター」 などの動物にも眉毛らしきものがありますよね。 一体、何の為に生えているのでしょうか? ご存知の方いらっしゃったら教えてください。 よろしくお願いいたします。
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こんにちは。 きちんとした答えというのはないようですが、特に「汗」とは限らず、 「異物の進入防止による眼球の保護」 ということでありますならば、その役割は立派に果たされているのではないかと思います。 まず、我々動物の「体毛の役割」には、 「保護機能(衝撃、紫外線、異物進入)」 「保温機能」 「知覚機能」 「腺分泌」 といったものがあるそうです。 では、このようなきちんとした役割があるにも拘わらず、どうして人類は裸になってしまったのかに就きましては未だこれといった定説はありません。 「何らかの理由で排除された」 「何らかの理由で不必要になった」 「あるいは、場所と場合によってこの両方」 完全な丸坊主、丸裸になってしまったわけではありませんから、その原因はひとつではなく、局部的に残されているものには、きっとそれぞれの理由というものがあるのだと思います。 「眉毛」は人間に残された体毛のひとつですが、まず、これに「保温機能」というのはあまり期待できませんよね。 次に、「猫の髭」のように哺乳動物の顔面にあって「感覚器官」として働くものを「洞毛」といいますが、我々人間では明確な洞毛として特定の役割を果たすものは既にほとんど失われていしまっているということだそうです。ですから、「知覚機能」が失われてしまっているにも拘わらず人間に眉毛が残されているということは、その役割は他にあるということですよね。そして、体毛には「陰毛」や「腋毛」のように「二次性徴」として発達するものがありますが、眉毛は子供のときから生えているものですから、恐らく他の動物でも「性的成熟・性分泌」などとはほとんど関係はないのではないかと思います。 では、残るは「保護機能(衝撃、紫外線、異物進入)」ということになります。眉毛といいますのは、ほぼ全ての動物で頭蓋骨に空いた「眼球穴」の境界に生えるものです。このように骨格の境界、即ち「淵」や「突起部」に位置するものは「ショック・アブソーバ(緩衝撃)」といった役割が最も大きいのではないかと思います。そして、それが眼球の上部に集中しているということは、結果的には異物進入の防止による「眼球の保護」という特異的な役割が果たされているということになります。目というのは重要な器官ですから、このような「眼球の保護機能」といいますのは、多くの動物に共通するものではないでしょうか。
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こんにちは。 うちの飼い猫からの推察です。 ネコにも眉毛があります。ヒトの眉毛とは違ってヒゲに近い形状ですが、この眉毛に可能な限りソーーッと触れてもネコは瞬間に目を閉じます。 ネコの目はけっこう眼球が出ているので、異物が入る前に目を閉じるように眉毛が生えているのではないか。 他の動物は身近で観察したことがないので分かりませんが、ネコに関してはそう思います。
お礼
感覚があるのかな? なんだか、猫の眉毛って触覚みたいで面白いですね^^ >ネコの目はけっこう眼球が出ているので、異物が入る前に目を閉じるように眉毛が生えているのではないか。 お話を聞いて、私もそれは一理あると思いました。 ご回答頂きまして、誠にありがとうございました!
- DexMachina
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> 人間に眉毛があるのは「汗が目に入らない為」 私もそう聞いたことがあります。 (毛の生える向きは、確かにそれで理にかなっていますし) でも確かに、犬などは全身は毛で覆われていますし、しかも汗もかかない(汗腺がない)気もしますね。 ということで、あくまで、素人の推測ですが、「(陸にいるときに)頭の方から滴り落ちる水(雨、海水など)が 目に入るのを防ぐ」ため、なのではないかという気がします。
お礼
確かに、そのような役割も果たしていそうです。 ご回答頂きまして、誠にありがとうございました!
お礼
なるほどー。 「眼球の保護機能」と考えると納得ですね。 動物で眉毛の色が違ったりするので「可愛さを強調する為なのかな?」 と、有り得ないことを思ったりもしていました。 今回、詳しく教えて頂いてとても勉強になりました^^ ご回答頂きまして、誠にありがとうとざいました!