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公務員の給与

公務員の給与が書いてある雑誌があったので見てみました。 某自治体の給与は(大都市) 40歳弱で751万円だそうです。ここから定年まで公務員なのですから多分あがると思うんですが、定年までに1000万円行くんでしょうか? また、この給与というのは、それなりの歴史と就職実績がある国公立大学(旧帝大や早慶ではない)の学生がいけるような大企業の40歳のそれと比べるとやはり低いのでしょうか?

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回答No.1

>定年までに1000万円行くんでしょうか? 所属する自治体と、職種と、運に恵まれれば。 質問から、キャリア官僚でない場合を想定していると推測します。 国家公務員を例にあげてみましょう。 大多数の国家公務員は55歳で昇給停止し、更に在職する級の上限に達した場合(早ければ50歳頃)昇給幅がごく小さくなるか昇給が停止します。 また一般に目にする公務員の給与についての数字は、マスコミの都合で「管理職(課長職)以上を含まない」か「管理職を含むが知事等を含まない」かを使い分けています。そして、管理職や管理職に類する職員(つまり高給取り)は、事務系では全体の数%だと思ってください。 これは平成17年度の人事院勧告から俸給表(給料の基礎部分)です(重いです。また現在は違う表に移行しています)。 http://www.jinji.go.jp/kankoku/h17/pdf/bessidai2bekki.pdf 1ページ目が一般行政職で、8級以上が課長職になります。国家公務員のボーナスは4.45ヶ月ですから、年収1,000万を稼ぎ出すためには、月収60万以上必要です。 大雑把に計算してみますと、 課長職ではない職員の月給の上限は425,700なので、アレコレ有利な環境(東京勤務などの地域手当、その他)があったとして、通勤手当等諸手当と残業で月に13万円ほど稼げれば年収1,000万に達します(通勤手当などはそのまま必要経費になるため、可処分所得は増えませんが所得税率は上昇します)。 残業代は予算で上限が決められているため、予算を超える分は全てサービス残業になります。 課長職以上であれば管理職手当等(5%~。偉いほど高率)がありますが、その分残業代などは元からありません。 結論としては「1,000万はまず無理」だと思ってください。 幾つかの自治体のように、湯水のごとく浪費している自治体であれば稼げるかもしれませんが。 >それなりの歴史と就職実績がある国公立大学(旧帝大や早慶ではない)の学生がいけるような >大企業の40歳のそれと比べるとやはり低いのでしょうか? 勿論、低いです。 公務員の給与は雇用者数50人以上の企業を調査して、官民比較の上で決定されています。ですから雇用者数50人以上の企業の大半よりは優遇されていますが、大企業とは比べるべくもありません。雇用者数100人以上の企業と比べても微妙なところです(平成17年に、官民比較の対象を100人以上の企業から50人以上の企業にしたため、給与が切り下げ(実質停滞)されました)。 公務員は福利厚生に恵まれている、とはよく言われますが、それとて「サンプルの平均から見れば」に過ぎません。

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回答No.4

公務員と一言で言っても地方公務員と国家公務員では給与や手当に大きな差があります。基本的には地方公務員の方が国家公務員と比べると高い給与を得ています。国家公務員でも残業手当の出る人と出ない人とがあります。残業手当や退職金までを考えると、同じ能力の人でしたら明らかに民間企業の方が多くの生涯賃金を得ることができます。年金での公務員の優遇措置も無くなりますので、公務員を目指すのは、賢明ではないと思います。 国立大学のことしかわかりませんが、助手(教官の中で最下位の職種)で給与が極めて低額でも残業手当は出ませんが、教員でない職員であれば出すことができます。また、地方公務員は高校までの教員などは優遇された給与を得ています。40歳弱で750万円(税込み、諸手当込)は、民間と比べても遜色ないと思いますが、大卒で残業手当を含めれば、公務員試験に合格する能力を持っている人であれば、民間ではそれ以上の給与を得ていると思います。しかしながら、同年代の国家公務員と比べれば、高いと言えると思います。 京大の前総長が、京大の30代前半で博士学位を取得している助手の給与は30代前半の高校教師の給与より、遙かに低いのはおかしいと文科省にうったえていたことがあるくらい地方公務員は優遇されています。医師であっても、国立大学の教官ですと私立大学や民間病院勤務より、給与が遙かに低いのが現実です。 給与を最優先に考えるのであれば旧帝大系の学生は、民間企業を目指すべきではないでしょうか。地方公務員であれば、それなりの給与を得ることはできますが、能力の高い学生には、退屈な仕事が多いのではないでしょうか。仕事の内容を考えるのであれば、国家公務員や生活が大変ですが国立大学の教官も悪くはないと思います。

回答No.3

公務員の給料はピンキリです。 またそれはあくまでも今の平均水準。 このご時勢、今後はそんなにあがらないというのが 公務員の世界ではなかば常識になっています。 それから40歳は確かにその給与だとしても 公務員の初任給は民間と比較して低いので 生涯年収を比較すると民間のほうがいいです。 一般的公務員の収入は民間の中小企業で 部課長クラスとほぼ同程度といわれています。 それでも公務員人気が高いのは民間ほど数字を求められないとか 与えられる休みが多い(使えるかどうかは別の話です)とか 不景気でも安定した給与が出るしリストラなどはほぼないという などのメリットがあるためです。

  • tatsumi01
  • ベストアンサー率30% (976/3185)
回答No.2

工学部系では大企業から国立大学教授・助教授に移る人がいます。40台から50台が大半ですが、この年代では大体30%~40%ダウンになります。ただし、ボーナスも入れての比較なので業績が悪い会社ではそれほどのダウンにはなりませんが。また、企業では査定幅が大きいので、査定トップとビリとではかなりの差があります。 給料ダウンでも移るのは、40台になると企業では肩を叩かれ定年まで勤められることはほとんどないのに対し、大学教員では65歳まで身分が保証されるからです。56歳で昇給延伸、58歳で昇給停止ですが、身分保証の魅力は大です。