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位牌の底文字について

「霊位」というのが一般的だと思うのですが、私の家の故人位牌の底文字は「霊」です。 珍しいな、と思って調べたところ、底文字が「霊」というのは没年齢が35歳未満の故人につける、という説を見つけました。 http://www.miyagawa.com/syuha/kaimyo.html#20 この説に従えば、私の家の故人没年齢は皆50歳以上なのでおかしなことになるのでは?と疑問に感じています。 底文字は「霊」のままで良いのでしょうか?詳しい方にご教示いただければ幸いです。

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  • les-min
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回答No.2

こんばんは。  仏事関係の業者で働いています。雇われ人なので、頼りないですが・・・  お位牌の書式は、いろいろあって定まったものはないと思います。地域性やお寺さんのご指導、業者の方針等のかげんもあるのだろうと思っていましたが、自分は年齢のよって区別されるという話しは初めて聞きました。  その他、没年月日を表に刻むか、裏に刻むかもまちまちですね。  自分が仕事をしている地域では、「霊」が多く、「位」もけっこうあります。お仏壇の中に混在している場合もありますが、年齢によって区分けはされてないです。「霊位」は、少なくともウチの地域では、かなり珍しいものです。下文字なしも見受けますが、宗派に関係なく、お位牌をお祀りする宗派の場合、「霊」か「位」か、どちらかを刻んでいます。(ご注文を受ける際に、どっちか確認します。)  ウチの地域はそういう感じなので、別段、珍しいともおかしいとも思わなかったのですが、結局のところ、いちばん話しが早いのは、お世話になっているお寺さんにお尋ねになることかと思います。  塗りの品質に難があった頃(←だいぶ前の時代の話)画数の多い漢字は塗りの剥れの要因になるからと「霊」より「位」を勧めていた、などという話しを聞いたことがありますが、(実際、古いお位牌の「霊」は塗りが剥れているものをよく見受けます。)これも全国共通の話しではないでしょうし・・・  「霊」か「位」か、どっちがいいんですか?と地元のお寺さんにお尋ねしたことがあるのですが、「どっちでもよい」というお答えでした。(苦笑)  個人的には、あまりお気になさらなくてよいかと思いますが。では。

kiku2005
質問者

お礼

ご丁寧かつ明快なご回答に感謝いたします。 自分なりに色々調べたところ、没年齢35歳以上でも位牌の底文字が「霊」の例もあり、 必ずしも厳密に区別されていたわけではないようです。 先ほどの「没年齢による底文字の区分」はあくまで一説にすぎない、と受け取るのが良いのでしょう。 >いちばん話しが早いのは、お世話になっているお寺さんにお尋ねになることかと思います。 菩提寺のお坊さんから『位牌の底文字は「霊」か「霊位」とするように』と言われたらしいのですが、 同じ宗派の別の寺院に尋ねたところ、違ったご回答でした。 私の地元では底文字は「霊位」あるいは「位」が多いようですが、地域性、宗派あるいはお寺の考え方によって色々なのですね。 正直、これまでは要領を得なかったのですが、les-min様のご回答で腑に落ちました。 たいへん参考になりました。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • tatsumi01
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回答No.1

位牌の底文字というのを知りませんでした。 我が家には過去400年近い位牌がありますが、全部「居士」、「大姉」、「童子」といった戒名のみ(故人の宗派によって別の戒名もあります)で、底文字というものはありません。 底文字というのは、他人から呼ぶ敬称らしいので、遺族が位牌につけるのはおかしいな、と個人的には思います。

kiku2005
質問者

補足

>底文字というのは、他人から呼ぶ敬称らしいので、遺族が位牌につけるのはおかしいな、と個人的には思います。 ありがとうございます。戒名だけでももちろん良いとは思います。 ただ、底文字をつけるのは、他人ではなく子孫が先祖を敬う、という意味を込めてのことではないでしょうか。 これに対して、法事などの案内の場合は子孫ではなく他人に向けてのものなので、 謙遜して底文字なしの戒名だけを記すのが自然だと思いますが。 また、私のお尋ねしている「霊」の場合は「霊位」と違って敬称の意味合いはないように思います。

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