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電子カルテとオーダリングシステムの違い
ここ最近、祖父母共に病院の入退院を繰り返すことで、個人的に医療《医療ミスも含めて》に感心を持つようになりました。特に最近耳にする『電子カルテ』について疑問に感じる点があります。 電子カルテと似たような機能で、オーダリングシステムといういうものがあること知りました。 1)この2点の違いはなんですか? 2)電子カルテは何だか高価で重々しく感じるのです が、オーダリングシステムだけでは、病院は動きにくいものなんでしょうか?コレだけでは、事足りないのでしょうか? 3)そもそも、普通のカルテと比べて電子カルテのメリットって何でしょうか・・・。 (紙カルテの保存場所の問題解決以外で何かありますか?) 看護師さんたちが、各端末で操作しているだけで、とても偉そうに見受けられ、今まで身近に感じていた存在も、とても冷たく感じられます。 お年寄りだったら、尚更ではないでしょうか? 何だか温かみが無くなり、この様なスタイルで今後の医療が変わっていくのかと思うと、寂しい気持ちになります。 何分、病院内のことも、システム自体のことも知らないため、長々とした質問となってしまいました。 申し訳ありませんが、どなたかご教授お願いします。
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- altctrldel
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そもそもカルテとはなにかというと明確な定義はなく 一般的には診療禄だけではなく、看護記録や手術記録・検査記録など 診療の記録全般のことをいいます。 広い意味の場合はレントゲンフィルムも含む場合もあります。 電子カルテというときは診療禄だけの場合もあるし、 画像も含めて言う場合もあります。 オーダリングシステムの元になっているオーダーという言葉は 医師が看護師や技師にこういう処置や検査をしろという指示のことです。 オーダリングシステムというのはそれを電子化したものです。 診療禄の電子化は含まれません。 オーダリングシステムだけでは紙のカルテはなくせません。 コンピュータに入力したことをさらにカルテに記入するんです。 電子カルテのメリットは 1.医師の字は読みづらい 2.昔のカルテでもすぐ見られる (大きい病院ではカルテやフィルムの量は半端ではありません) 3.電子カルテは改竄できない (改竄できるものは電子カルテとは呼ばない) デメリットは 1.入力が大変(文字とか絵とか) 2.金がかかる 3.システムがダウンしたら大変なことになる 4.全て電子化できるわけではない 最近のIT化の流れとしてだんだんとこうなっていくのでしょう。 医療の効率化につながるかはよくわかりません。 現状では手書きの方が楽だと思います。 下記HPの「電子カルテの定義に関する日本医療情報学会の見解」 に説明があります。 http://jami.umin.ac.jp/publication/shiryou.htm
お礼
分かりやすい解説ありがとうございます。 電子カルテが普及することで、各部門や看護師さんの不要な業務をカットでき、私たち一般庶民にも良い影響をもたらしてくれることを望みます。 医療ミスは人手が足りないからと耳にしますが、altctrldelさんがおっしゃった『システムがダウンした場合』による医療事故のことを考えると、本当に恐ろしくなります。 システムダウンにより、祖父母の治療が直接的・間接的に最悪の影響を受けてしまったら、一体誰(どこ?)が責任を負うことになるのでしょう? 『みんなの責任無責任』状態で、力のない人たちは無視され、時間と共に話が流れてしまいそうで恐いです。