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どうすれば文がスラスラと快活に読めるようになるのか

私は文章を読むのがとても遅い方です(正確には600/分)。 というのも、当たり前で、私は小説どころか漫画すらあまり読んだことがないからです。 また、少しでも速く読めれるようにとずっと思ってました。いざ、本を読もうにも読むのに時間がかかって、イライラ感が募り、途中に挫折してしまうことも少なくはありませんでした。 そこでこんなことを聞きました。 『文章を読む速度、というのは、だいたい15歳くらいまでに読んだ本の数で決まってくる』 ――――と。 それ以降になると、脳が固定化され、文章を柔軟に読み取ることができないからだそうです。 ですから、特にある程度の語彙が揃ってくるようになる中学生のことから読み始めている人というのは、だいたいのケースが一般の数倍の速度だと思われます。 それって本当なのでしょうか? だとしたら、本当に困るんですよね。 「慣れ」で文章を読むことに対して苦痛を感じないようにしたいと思っていたのですが、なかなか難しいみたいです。 ある程度慣れてしまえばいいんですが、そうなるまでにはかなり厳しい道程があるのです。 ただ、私は本というものがどれだけ素晴らしいものかということはよく解っているし、読むのがただ速いだけでも意味がないことくらい承知しております。 語彙はある程度あるつもりです。語彙なくては話にならないと思い、知らない言葉が出てきたら、全て意味を調べてノートに記録しています。おかげで語彙について困っていることは殆どありません。 ただ、語彙だけでは全然読むのが速くならないことも解りました。 それでも、とりあえず1500/分くらいの速度で読めるようになりたいのです(正確には1分で3p くらいでしょうか)。 それって無理なことでしょうか。 それとも、もう手遅れなのでしょうか(ちなみに私は今年で17)。 何かいいアドバイスなどあれば、宜しくお願いします。

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  • takato-k
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回答No.5

『文章を読む速度、というのは、だいたい15歳くらいまでに読んだ本の数で決まってくる』というのは、どこまで信憑性があるのか分かりませんが、確かに、全く本を読んだことがない人よりは、よく読んだことがある人の方が読む速度は速いとは思います。しかし、それはあくまで潜在能力あるいはスタートラインの話しだと思います。そして、いわゆる「速読」はほんとの意味で読めているのかなと思います。 文章を読むのは確かに苦痛なところがあると思います。それは、特に小説の場合、その文章に自分が拘束されるからだと思います。説明書などは初めから終わりまできっちりと順に読む人はいないと思います。その必要がないからです。ですが、小説の場合そういうわけにはいきません。最初から順に読まなければなりません。そして、文章というのは思考だと言っていいと思いますが、その他人の思考に合わせなければならないからです。しかもじっとしなければ読めません。つまり、読み方も思考も体も、小説を読むと拘束されます。ですから、つらいのだと思います。小さい頃から本を読んでいる人は、その経験が豊富だから、つまり、本を読むというトレーニングを積んでいるので、苦痛に感じないのだと思います。ですから、17歳だろうとトレーニングを積めば大丈夫だと思います。しかも、小さな子供よりも人生経験もあるし、頭もずっと小さい子よりいいはずです。ですから、小さい子よりずっと能力が高いのだからやれるはずです。 ちなみに、人の集中力は20分ぐらいが限界だと言われています。興味がないことならなおさら集中力が下がると思います。ですから、20分たったら数分休んで、また読む。これを繰り返せばいいと思います。初めからできる人とくらべても意味がありません。大事なのは自分がスッテプアップすることです。 そして、読むというのを全てを覚えることだと思っていませんか?ショウペンハウエルという人はこう言っています。「読んだものすべてを覚えて忘れずにおこうとすることは、食べた食べ物をすべて体内に留めようとすることに似ている。読書は必要な栄養素を取り込んで自分の活動に活かすためのものだ。」そして、いい本は二度読むことをすすめています。二度目の方がずっとよくわかるからだそうです。 あと、私の経験上、読んで頭に入らなくても、いちいち戻らずに先に読み進めてください。頭に入らないのは、しょせんそんな程度な場面なんだと割り切ってしまっていいと思います。神経質にならずにおおざっぱでいいと思います。大事なのは、木ではなくて森です。それに、引き込まれる場面では自然と引き込まれると思うからです。全部読んでも、一回も引き込まれなければ、そんな程度の本だったということです。 そして、いきなり読むスピードは速くはなりません。ですから、いきなりスピードを速くなることを目指すのではなくて、少しずつ自然と速くなるように、自分を自分で仕向けてあげてください。 例えば、20分間ストップウォッチで計って、自分の興味のある本をとにかく読み進めて、前回より読める文字が多くなったかを比較することを繰り返せばいいと思います。 というのは、私も17歳ぐらいから本を意識的に読み始めましたが、今思うと、ものすごく読むのが遅かったです。ですが、大学受験や資格試験など限られた時間たくさんの文章を読むこと、考えることを経験して、速くなりました。具体的にどれだけ速くなったかは分かりませんが、確実に速くなっています。ですから、制限時間内で読まなければならないというのが集中力を上げ、それを繰り返せば読むコツが得られる気がするからです。 あと、頭の回転を早くするといいかもしれません。私が資格試験のときに先生から教わっておこなっていたのは、授業を録音したテープを倍速で聴くことです。これは復習にもなる上に、頭の回転が速くなるので一石二鳥だそうです。これも始めは耳が追いつきませんが、徐々に聞き取れるようになります。 以上のことを踏まえて自分なりにいろいろ工夫してやってみてください。一つのやり方が悪くてもそれはあなたに能力がないからではなくて、たまたま自分に合わなかっただけかもしれませんし、やり方自体が悪かっただけかもしれません。それに、いきなりは速くはなりません。ですから、試行錯誤して何度もチャレンジしてください。何度もチャレンジすること自体が、速くなる要因にもなりえます。 では、長文の上、とりとめもなくなってしまいましたが、少しでも参考になればと思います。

type19
質問者

お礼

どうも、長々ご親切にありがとうございます。 そうですね、とても参考になりました。 1度読んでも解らないものは2度読めばいい。 そうです、その通りではありませんか。 私は文章に拘束されすぎていたのかもしれません。 何度も同じ文章を読んだ方が、それだけ内容も深まるし、理解も当然深まり、新しく知った語句もさらに理解することができる。 簡単なものは1度で流せばいいし、難しかったもの、また、面白かったからもう1度読みたいと思うものは2度、3度読めばいい。 数も大切ですが、質も大切ですよね。 そうやって背景知識も会得していけるものだと思います。 速耳を始めてみることにしました。 幸い、親が英語関係の仕事についているので、その手の教材を何倍速に設定しながら、耳に入れ、それによって脳が活性化するそうです。それを毎日続けていけば、速耳効果だけでなく、記憶力、理解力、集中力などが身につくらしいです。それに付随して速読も習得できそうです。 速読というより、純粋に文章を理解するというプロセスに必要な処理能力を向上させるということですが。

その他の回答 (4)

  • RGM_79SP
  • ベストアンサー率26% (26/97)
回答No.4

私の場合、中学から高校にかけて星新一さんのショートショートにはまり、 その後ライトの別にはまっていたせいか、20代半ばで長編のミステリーや ホラーを読もうと思っても息が続きませんでした。 しかし、何本か読み進めていくうちに慣れてきました。 やはり、興味のあるものを読みつづけるってのが一番だと思います。 また、読み時間を細かく区切るよりは、一定時間(最低でも一時間くらい) 連続で読むことをお勧めします。

type19
質問者

補足

>また、読み時間を細かく区切るよりは、一定時間(最低でも一時間くらい) それがなかなか難しいのですよね。 どうしてか、30分くらいまでが限界で、それから5分くらい間を挟まないと集中力が持たないんです。やっぱり、そういうのも問題なのだと思いますが・・・。 読むのに苦労して、話にあまり入り込めてないところもあって、すぐ疲れてしまうんですよね。 タラタラ読んでるよりかはある程度スラッと読めればいいと思うのですが、それがなかなか出来ないのです。 タラタラ読んでいても頭に内容が入ってこない。 かといって、スピードを上げたらもっと理解不能。 完全に活字アレルギーの典型ですね。 本当に、どうすれば脱出できるのでしょう? 興味のある本というのはいくつもあるのですが、どれも読むのに精一杯で本来の面白さが味わえないので、より困っているのです。 読める人には、なかなかこういった悩みは解らないのでしょうか。 慣れ、で克服できればそれに越したことはないのですが、慣れるまでが地獄です・・・。 どんなに面白いものも、活字の海と化すのですから・・・。

  • ito_613
  • ベストアンサー率34% (76/221)
回答No.3

こんにちは。 私はよく本を読む方ですが、このサイトで読書量や時間の質問を見るたびに「自分はずいぶん遅い方みたいだ」と思っているものです。 300~400ページほどの一冊を読むのに3時間4時間かかりますよ。 ただ文章のつまり具合からみると、あまりスカスカしたものは読まないのでよく分かりませんが……。 また、内容によっても読む(理解の)速度は変わってきますし。 ちなみに小学生、中学生の頃から本はよく読んでいましたが、こんな速度です。 なので「15歳までに~」という説の真偽のほどは分かりません。 どこかに統計データでもあれば確かなのですけどね。 統計がないかぎり真偽は「自分がどう思うか」になってしまいますし、あまり意味がないようにも思えます。 ただ、手遅れということはないと思いますよ。 それと思ったのですが、やはり「早く読みたいようになりたい」と思っているということは、「読んでいる時間がもったいない」ということでしょうか。 「読むのにこんなに時間がかかってしまう」=「この時間をほかの有意義なことに使いたい」=「無駄な時間を使っていることにイライラがつのる」のかな? と思ったのですが。 私は前述した通り読むのは遅い方だと思いますが、そうしたイライラはほとんど感じたことはありません。 (つまらない本に時間を費やしてしまったときはムカッときますが) 自分は「本を読むのは楽しい」=「時間がかかってもいい」と感じているのでイライラしないのだと思います。 また、読んでいてすんなりと文章を理解できなくて何度か読み返すこともよくありますし、そもそも理解せずに読み飛ばしてしまう部分もありますよ。 それでも問題ないと思います。 最初は早く読もうと思わずに「時間をかけてもいいからゆっくりやろう」という気持ちで、《読書に対する余裕》をもって《楽しんで》読んでいくのがいいのではないでしょうか。 楽しい、ということは大切ですから、そうしていれば自然と読書量も増えて速度も上がっていくのではないかと思います。 無理せず、自分のペースでということでしょうね。 ついでに、以前私も速読に挑戦していましたが、自分の中で速読の意義を全く見いだせなかったのでやめました。 たしかに速くは読めますけど、読書することが面白いと思えませんでしたから。

type19
質問者

お礼

どうも長々とご親切にありがとうございました。 そうですね、楽しめなければ本末転倒ですよね。 確かに吟味して読めるのが理想です。 ただ私の場合は、そういうのを余裕を持って楽しむという以前の問題で、読むのに労力がいってしまって、逆に楽しめていない部分があったので、そんなにものすごい速く読めるようになりたいとかではなく、ただ快活に読めるようになれればそれだけ余裕を持てるかなぁと思っただけです。 でも、それは皆様が仰られるように、慣れである程度克服できるみたいなので根気よく頑張っていきたいと思います。 気が付けば、俺ってこんなに読むの速いんだ、という流れが理想ですね。

回答No.2

女子高校生です。 1分で3ページというとはかったことがないので 分かりませんが、目標が高すぎませんか? 1500/分とは語数のことでしょうか、字数のことでしょうか? 英文だと1分に200語くらい読めたら上等といわれますよね。 専門的なことは分かりませんが、「、」から「、」までの間を トントンと刻むように読むと早く読めるような気がします。 手遅れではないと思いますので、とりあえず読書量を 多くされてはいかがでしょうか。 ちなみにわたしは小説などはよく読みますが、 漫画は全くといっていいほど読みません。

type19
質問者

補足

>目標が高すぎませんか? 1500/分というのは字数です。だいたいラノベで400/頁、文学本で600/分くらいはあるので、1分でそのくらい読めれれば満足だと思っているのですが、それはやっぱり難しいのでしょうか。 読書家の方々からみて、1分3pというのはかなり速いのでしょうか? 私の周りの読書家たちは1分で4pくらい読んでいますので・・・。 >専門的なことは分かりませんが、「、」から「、」までの間を トントンと刻むように読むと早く読めるような気がします。 速読、についていろいろ調べていたところ、そういったいわゆるブロック読みというのがあって、実践してみたんですけど、これは効率が悪すぎます。 また、神経がかなり疲れます。まず、文字が頭の中に入ってこないです。 また、文章が読めてもそれを処理して理解するのに時間がかかってしまい、あまり意味がありません。 ですので、頭で音読するようにして読んでます。ある程度の速度で読めるようになれば、今度は視読できるように練習してみようと思ってます。 ところで『文章を読む速度、というのは、だいたい15歳くらいまでに読んだ本の数で決まってくる』という意見についてどう思われるか結論がまだ聞けていません。それについてご意見をいただけますと参考になります。

  • Willyt
  • ベストアンサー率25% (2858/11131)
回答No.1

 ビジネスでは速読はかなり有力な武器になりますが、楽しみで読む場合は何も急いで読む必要はないと思いますがね。でも少しでも早く読めるようになりたいという気持ちは分かります。  そこで、早く読めるようになるために訓練が必要になって来ますが、その場合にもやはり楽しみながら読めるに越したことはありません。ですから肩の凝らない、しかも面白くて先をどんどん読みたくなる本があればいいですよね。それもかなり長いものということになると吉川英治の三国志、宮本武蔵、私本太平記などがあります。最近では北方健三の三国志、水滸伝がお奨めです。知らないうちに一生懸命読んでいる自分に気付くこと請合いです。どこの図書館にもあるでしょうから一冊ずつ借りて来て読まれるといいと思います。

type19
質問者

お礼

どうも、ありがとうございました。 私は活字アレルギーと戦うため、まずは漫画感覚で読みやすいといわれえいるラノベ(ライトノベル)から読んでみることにしました。 興味のあるものもいくつかありましたし、とりあえずは活字に慣れることから始めようかと思ったからです。 ただ、300p程度のラノベでも3時間近くかかってしまいますね。 なんというか、文章が頭に浸透してこないんですよね。 3行読んで2行戻るって感じです。ホントに前途多難です。 ちなみに今は「涼宮ハルヒの憂鬱」っていうシリーズを読んでいます(スニーカー文庫、アニメ化もされてます)。 現在計8巻のシリーズものですが、なかなか面白いです。本当はもっとスラスラ読めれば不快な思いもせずに楽しめそうなんですが。 なんといいますか、読むのに夢中で話に入りきれていないというか。 そういうのも頑張って「慣れ」で克服していこうと思います。 ある程度、ラノベを攻略してきたら、次は有名な文学ものを読んでみたいと思います。

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