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マイケルソン干渉計のビームスプリッタについて
ビームスプリッタの効率は 透過率と反射率の積で表されると 書籍にはあるのですが、 効率が落ちるとどのような影響があるのでしょうか。
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計算してみてください。 今、マイケルソン干渉計のビームスプリッタBSが、エネルギー反射率20%で エネルギー透過率80%だったとし、干渉計への入射光が1だったとします。 (1)入射光が最初にBSで反射されて第1ミラーを往復し、次にBSを透過して 出力側に出ていくビームの光量(エネルギー) (2)入射光が最初にBSで反射されて第1ミラーを往復し、再度BSで反射され て入力側に戻っていくビームの光量(エネルギー) (3)入射光が最初にBSを透過して第2ミラーを往復し、次にBSで反射されて 出力側に出ていくビームの光量(エネルギー) (4)入射光が最初にBSを透過して第2ミラーを往復し、再度BSを透過して 入力側に戻っていくビームの光量(エネルギー) 出力側で検出できる光量は(1)+(3)ですね。ビームスプリッタの透過率と 反射率の積が小さいと、この量はどうなりますか?
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- paddler
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> フーリエ分光でのスペクトル計測を目論んでいるのですが、 下記文献では、ワイヤーグリッドビームスプリッタを45度に傾けて配置した Martin-Puplett型干渉計でうまくやっているようですね。 http://conference.kek.jp/giken/procedng/paper/met105.pdf
お礼
ご回答ありがとうございます。 実際に見学に行ってノウハウを伺ってみます。
補足
一応、ワイヤーグリッドに関する 記述がある文献を見つけたので報告します。 鶴田, "第3・光の鉛筆", [23] グリッド偏光器, (株)新技術コミュニケーションズ 光の鉛筆シリーズの目次が見れるWebページ http://www.ss-com.co.jp/books/pencil/ 図書館にあったので拝見すると、 ワイヤ間隔とワイヤ径から波長に対する 振幅透過率と強度透過率が式で示してありました。
お礼
大変分かりやすいご回答ありがとうございます。 例示して頂いた場合だと 出力側では0.32の光量しか検出できませんね。
補足
遠赤外領域(100umから1mm)のスミス・パーセル放射を 極低温(4.2K)Siボロメータを用いて検出、 フーリエ分光でのスペクトル計測を目論んでいるのですが、 ビームスプリッタに最適なものはございませんか? 振幅分割以外のビームスプリッタだと 偏光分割のワイヤグリッドがあるようなんですが、 初学者のため分割方法によって何が異なるのかも 分かりかねる状況です。 大変厚かましいですが、さらなるご指導お願いいたします。