計算してみてください。
今、マイケルソン干渉計のビームスプリッタBSが、エネルギー反射率20%で
エネルギー透過率80%だったとし、干渉計への入射光が1だったとします。
(1)入射光が最初にBSで反射されて第1ミラーを往復し、次にBSを透過して
出力側に出ていくビームの光量(エネルギー)
(2)入射光が最初にBSで反射されて第1ミラーを往復し、再度BSで反射され
て入力側に戻っていくビームの光量(エネルギー)
(3)入射光が最初にBSを透過して第2ミラーを往復し、次にBSで反射されて
出力側に出ていくビームの光量(エネルギー)
(4)入射光が最初にBSを透過して第2ミラーを往復し、再度BSを透過して
入力側に戻っていくビームの光量(エネルギー)
出力側で検出できる光量は(1)+(3)ですね。ビームスプリッタの透過率と
反射率の積が小さいと、この量はどうなりますか?
お礼
大変分かりやすいご回答ありがとうございます。 例示して頂いた場合だと 出力側では0.32の光量しか検出できませんね。
補足
遠赤外領域(100umから1mm)のスミス・パーセル放射を 極低温(4.2K)Siボロメータを用いて検出、 フーリエ分光でのスペクトル計測を目論んでいるのですが、 ビームスプリッタに最適なものはございませんか? 振幅分割以外のビームスプリッタだと 偏光分割のワイヤグリッドがあるようなんですが、 初学者のため分割方法によって何が異なるのかも 分かりかねる状況です。 大変厚かましいですが、さらなるご指導お願いいたします。