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3Dソフトの質感設定について
3Dソフトでオブジェクトに質感を設定する時、リアルに表現する為の決まり事みたいなものはあるのでしょうか。例えば、水やガラスを表現する時の透過率や反射率などです。もしこれらについて詳しく載っている書籍かHPがあれば教えて下さい。
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ソフトによってパラメーターの設定が違うので(私が使っているソフトとは名前からしてパラメーターが違う・・・)、具体的な数値を言ってもしょうがないと思うので、概要だけ説明します。 水やガラスは・・・ 反射率(鏡のような反射)は、カメラとサーフェス(ポリゴンの面)が垂直(カメラから光線を飛ばしてサーフェスにぶつかった時の角度)に近い時は値が低く、角度が付くにつれて反射の度合いが強くなります。光沢(スペキュラー)などの度合いもおなじ感じです。 逆に透過(透明度)の度合いはカメラとサーフェスの角度が垂直だと透明度が高く、角度が付くにつれて透明度は低くなります。 (サーフェスの透過や反射、屈折率が何%なのかというのは、お使いのソフトをいじりながら見てください。サンプルのデータを見るのも参考になります) レンダリング回りの弱いソフトは、透明なもののレンダリングなどが弱い事もあります。 景観ソフトは、景観を作るソフトで、必ずしも現実の事象をシミュレートしているとは限りません。 「モンスターズインク」の毛の表現がなかったら、あのリアルな毛から落ちる影の表現は今でもなかったかもしれませんし、「パーフェクトストーム」のようなリアルな海を表現した映画がなかったら、現在ほど気軽にリアルな海を作ることはできなかったかもしれません。 恐らく非常に高いソフトでも、完全なシミュレーションというのは難しいでしょうね。こういったソフトは、シミュレーションがメインなのではなく、あくまでも絵を作り出すためのグラフィックソフトでしかないので・・・ (現実にある考えうる事象を全てパラメーターに置き換えてしまうと、逆に扱いづらいものになってしまいます)
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- renton
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一応ありますが、ソフトによって設定の仕方は違ってきます。その辺はソフトごとに違ってくるので、互換性はあまりありません。 水やガラスなどは、フレネル効果を加えて上げるとリアルになったりします。 また、現実世界のことを忠実に再現しようとしても、シーンによってはいまいちリアルに見えない場合もあります。 レンダリングやライトの設定だけではどうにもならないのであれば、質感に嘘の設定をしてあげるのも手です。 3DCG=現実世界のシミュレーションという訳ではないので・・・ 使用しているソフトの名前くらいは書いた方が良かったかもしれませんね
補足
一応あるとの事なので、参考にする為に教えていただけないでしょうか。 ある程度現実世界をシミュレートできればなと思い、3Dソフトを買ったのですが、ちょっとショックです。 空気や水等の屈折率がCG検定のテキストに載っていて、またサラダ油とガラスの屈折率が近いからサラダ油の中にガラスを入れると消えたようにみえるというのをテレビで観た記憶があるので、CGソフト全般でそういう設定での互換性ってあるのかなぁと思っていました。 ちなみに使用しているソフトはShade、Bryce、Poser(はあまり関係無いか…)です。特にBryceは景観作成ソフトなのでそういう事を知っておいた方が良いかなと思い質問しました。
お礼
簡単にリアルにというか、それっぽく作れるソフトの方がやっぱり扱い易いんですよね。絵作りはそれっぽく見せるのが大事ということを僕は忘れていたみたいです。CD-ROMの方にサンプルがいくつかあったので参考にして、いろいろ作っていきたいと思います。 丁寧な説明、ありがとうございました。