No.2です。すみません。はやとちりで。
手元にあるのが少々古い第4版でしたので、もしかすると少し違うかもしれませんが、16章が芳香族求電子置換ということは共通のようですし、これまでの経験上、章末問題があまり変化することはないようですので、とりあえずこちらを見ながら回答します。
28はモノニトロ化の主生成物の問題ですよね?これに関しては、「図16・10 芳香族求電子置換反応における置換基の分類」を参照して考えます。左のものほど反応性が高くなります。ただし、-NH2は酸性では-NH3+になりますので、不活性化となります。これは図の右端に書かれており、ニトロ化などの条件では-NH3+となり、強い不活性化基となります。したがって、メトキシベンゼンが速く、ニトロベンゼンが遅いということです。
29も考え方は同じですが、複数の置換基がある場合には、それらが合わさって作用するということであり、図16・10から判断できるはずです。
30は配向性の問題で、これも図16・10から判断します。図の両端にあるものほど配向性の効果が強く表れます。2,4-ジクロロフェノールでは判断に迷うかもしれませんが、-OHの効果の方が強く現れると思います。反応はFriedel-Craftsアルキル化ですが、反応の種類は関係ありません。
31-33も同様ですね。
34はσ錯体の共鳴を比較すれば良いでしょう。
35は電気陰性度の問題であり、電気陰性度の小さいヨウ素が正電荷を有しているので、求電子置換ではヨウ素が導入されることになります。大筋としてはI^+による求電子置換ということです。
36はH+ということになります。スルホン化の逆反応ですね。
問題が違っていれば何の役にも立ちませんが・・・
ちなみに、これらの問題の解き方が書かれた本(英語版)があるのはご存知ですよね?図書館などにでもあれば良いですけどね。
補足
第6版てかいておきましたけど。 解いて合ってるか確認したいため質問したので。