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偏差値
中学3年の娘がいます。来年は、高校受験なのですが、よく、偏差値という言葉を耳にします。私にはその概念がわかりません。 偏差値の概念と、計算の仕方を教えてください。
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詳しい説明はすでにたくさん出てるので、私は感覚的なお話を少し。 例えば、娘さんがテストで90点を取ったらうれしいですよね。 でも、そのテストはみんな95点とか98点を取ってて、実は90点というのは 最下位だったらどうでしょう? この場合、90点も取れたということは素直にほめられると思いますが、もし このテストが選抜試験で、上位8割の人だけが合格だとしたら、せっかく取った 90点も『選抜』という点では価値がありませんよね。 そして、入学試験は選抜試験なのです。 このことから、上述のような素点での評価(=絶対評価)では、ものごとをどこ まで理解しているかは測ることはできても、集団の中での順位(=相対評価)は 示せない、つまり選抜試験には無力だということはおわかりいただけると思います。 つまり、偏差値とは乱暴な言い方をすれば、順位を表す相対評価の指数です。 ではなぜ入学試験で偏差値が出てくるのかという話になりますが、おのおのの 中学校のレベルや、テストの難易度、参加した学生の学力レベルなどは一定には そろえられませんから、絶対評価である素点でいつも90点取っているから合格 できるだろうとか、毎回60点くらいしかとれないから不合格かも、ということは 言えません。 それを比較的客観的に見るための指数は、相対評価が適当であり、その中でも 偏差値というのは使いやすい相対評価の指数だったわけです。 もともと偏差値を入試に導入したのはどこかの中学校の先生だったと記憶して いますが、その導入の理由は『できるだけ全員に無事に高校に進学してもらう ために、各々に適当なレベルの高校を判定する』ためだったはずです。 ただ、今は偏差値が一人歩きしてしまって、逆に偏差値に振り回されてしまう 状態ですね。まさに本末転倒です。
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偏差値、知能や学力の検査で、その人の得点が全体の中でどの程度の水準にあるかを示す数値。一般には次の式で与えられるT得点と称されるものがひろく用いられます。 平均は50 T=10×{個人得点-M「平均」}÷SD「標準偏差」+50
私も偏差値を算出することはありますが、今はパソコンで計算させることが多く、算出方法は忘れてしまいました。 統計学の考え方なんですが、簡単にいうと考え方は、平均点とよく似ていなくもないですが、平均点を基本にして自分がどの程度の偏り、あるいは散らばりがあるかをあらわす数値です。基本は20~80の数値で考えて50が真ん中ですが、そのときの平均点や散らばり具合により20~80というのは若干の変動があります。 例えば、平均点が50点のテストでも最高点と最低点の差が小さいような場合(48点~52点)の平均点と(0点~100点)のある程度散らばりがあるテストとでは、散らばり方が違いますよね。平均点だけではこの散らばりがわからないので偏差値を用いるのです。 ですから考え方としては自分が他の人よりどれだけかけ離れているかを数値で示したものです。極端な話、皆が0点だったテストを自分だけ100点取ったら、平均点は0点に近いですが、自分の偏差値は80になるでしょう。 簡単に考えると偏差値50であれば人並み、80に近ければ近いほど優秀と言うことです。
偏差値の求め方は (各自の得点-平均点)÷標準偏差×10+50 標準偏差の求め方は (((各自の得点-平均点)の2乗の総和)÷人数)の平方根 です。 偏差値というのは、全体の平均からどれくらい「ずれているか」を表すものです。 試験の結果が平均点と同じときは偏差値は50になります。 平均点より良ければ偏差値は50より大きく、悪ければ50より小さくなります。 「試験の点数が80点だったよ!」と言われても、もし偏差値が30だったりしたら 全体的にかなり悪いほうに位置するということになります。
- a-chamin
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先ほどは、参考にしたものを写しただけでしたが、今度は私のアドバイスです。 偏差値については、いろいろな意見があります。 「偏差値」で検索するとたくさんの意見を聞いたり見たり参加できたりします。 そう言ったものを参考にしてはどうでしょうか? また、偏差値についての概念は地域によっても違うような気がします。 近い先輩やその親等に聞くとその地域の考え方が分かると思います。 あまり参考にならないかもしれませんが、私の意見でした。
- a-chamin
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1.偏差値とは何か? 学力水準を合理的にあらわす方法として、昭和50年頃から「偏差値」がよく使われています。偏差値とは何でしょうか。これは得点でも、順位でもありません。それぞれのテストの得点を、一定基準のものさしではかりなおした数値です。偏差値50とは平均点をあらわします。ふつう、最高得点は偏差値で75ぐらい、最低得点は偏差値で25ぐらいになります。偏差値は、テストの成績を比較、検討するのにたいへん便利なものです。 2.偏差値の求め方 偏差値=(得点-平均点) ÷ 標準偏差 × 10 + 50 標準偏差=〔{(得点-平均点)× (人数)}の総和 〕÷ 受験者数 3.偏差値の意味 偏差値 意味 75 成績が最上位から 1%の位置にいる 70 成績が最上位から 2%の位置にいる 65 成績が最上位から 7%の位置にいる 60 成績が最上位から16%の位置にいる 55 成績が最上位から31%の位置にいる 50 成績がちょうど真ん中の位置にいる(テスト平均点) 45 成績が最下位から31 %の位置にいる 40 成績が最下位から16%の位置にいる 35 成績が最下位から 7%の位置にいる 30 成績が最下位から 2%の位置にいる 25 成績が最下位から 1%の位置にいる と書いてありました。 私個人としては偏差値というものは好きではありません。 志望校を決める参考にはなると思います。