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分かる方いますか?
多分A/D変換の時に関係あると思う言葉なんですけど、”逐次比較方式”ってなんの事だかわかります?できるだけ詳しい回答が欲しいです。 あと、量子化誤差も分かったらお願いします。
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こんにちは。 次のようなお答えではいかがでしょう。 逐次近似方式は、概ね次のようなものです。 ディジタルの符号(例1011)からアナログの電圧(1011=8+2+1=11V)を作るD/A変換は比較的高精度のものが簡単に作れますが、アナログの電圧をディジタル符号にあてはめるA/D変換を高精度で行う回路は意外と難しいのです。 そこで考え出されたのが、D/A変換器と簡単な比較器だけでA/D変換を行うとする巧妙な方法です。 11vに対し、D/A変換器で1000=8vをつくり、比較・・・入力のほうが高いので1 入力のほうが高かったので、次に1100=8+4=12Vと比較・・・入力のほうが低いので0 入力のほうが低かったので、次に1010=8+2=10vと比較・・・入力のほうが高いので1 入力のほうが高かったので、次に1011=8+2+1=11vと比較・・・入力と同じなので1 結果を最初から読むと1011でA/D変換が完了。 このように、まず8vと比べて、次に4V、次に2v、最後に1vというように、だんだん比較を近づけてゆくので、逐次近似と呼びます。 この方法は、変換速度は遅いですが、だんだん電圧を上げていって入力と合致する電圧を探す(順次法)よりは速く、入力が0~上限電圧のどの段階にあるかをみて後で符号化する方法(直接法)より単純で精度が高いメリットがあります。速度の遅さは、出力がシリアル(符号が1,0,1,1、と出口から順番に出てくる電話線やCDなど)の場合は、ちょうど良い順番で出力されるので気になりません。 なお、先ほどの例では、入力が11.1vでも11.5vでも同じ1011が出力され、再びアナログに戻した際の11vでは誤差が出ます。これが量子化(量子=最低の単位が決まっている)誤差です。符号化の段階が荒くて量子化誤差が大きいと、音楽等では「じゃわじゃわ」とした雑音(量子化雑音)がいっしょに聞こえます。 お役に立てれば幸いです。
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- nekolove_2001
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的外れだったらごめんなさい >逐次比較方式 http://w2223.nsk.ne.jp/~a.itoh/networksp/ >量子化誤差 http://mars.elcom.nitech.ac.jp/java-cai/signal/sampling4.html
お礼
回答ありがとうございます。さっそくURLを開いてみたところ、とても役に立つサイトでした。レポート作成にとても役にたちそうです。
お礼
とても詳しい回答ありがとうございます。 レポート作成でわからなかったのですが、とても役にたちそうな情報です。 今後もよろしくお願いします。