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チンニングについて
いつもお世話になっております。 チンニングについてご質問させてください。 トレーニングのひとつとしてチンニングをしています。 現在のところ、一般的なフォームで行っているのですが、 (広背筋に効かすため、手の位置は肩幅より広め) 上体を上げた際、バーを首の後ろに持ってくるフォームというのは 一般的なフォームと比べて利点はあるのでしょうか? 出来れば、それぞれのメリット・デメリットを教えていただければありがたいです。 宜しくお願いします。
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40代。男性。ウエイトトレーニング歴6年。 ●チンニングは、フォームにより効かせたい場所が変わってきます。 1.フロントネック、ビハインドネック(首の後ろにバーを持ってくる)。 2.肩甲骨を寄せて胸を張る。 3.握りの違い(順手、逆手)。 4.握り幅の違い(ナロー、ワイド)。 5.パラレルグリップ。 ■1.フロントネック、ビハインドネック(首の後ろにバーを持ってくる)。 <フロントネックにした場合> フロントネックにした場合、広背筋の動作、「上腕を内転し内旋する。また、後下方に引く。」に適合しますから広背筋の稼働比率が高くなります。 特に広背筋の動作で「後ろ下方に引く」事が、一番適合します。 胸をバーに引きつける様な動きになります。 内転:腕を体側に下げた状態から、体内側に振る。 内旋:腕を体側に下げた状態から、親指側を体内側にひねる。 <ビハインドネックにした場合> ビハインドネックにした場合、腕の位置が体に近いため、フロントネックに比べ広背筋の稼働比率は落ちます。 その代わり、大円筋、菱形筋(上背筋群)稼働率が上がります。 広背筋がまるっきり使われなくなった事とは違いますので注意します。 広背筋の稼働比率が落ちただけです。 大円筋の動作は、「上腕を内転し内旋する」です。 腕を上げた時は、大円筋の動作は上腕を引きつける動きになります。 菱形筋の動作は、「肩甲骨を体内側の上方に引く。」です。 肩甲骨を回転させ、腕を下げる動きです。 ※肩の関節が固い人は、ビハインドネック系はやらない方が良いです。 故障の原因となります。 バックプレス、ビハインドネックチンニング、ビハインドネックラットプル等々。 ■2.肩甲骨を寄せて胸を張る。 僧房筋は、両肩甲骨を寄せたり、肩甲骨を上げたり、肩甲骨を下げる筋肉です。 肩甲骨を寄せて胸を張ると、広背筋にプラスして、僧帽筋中部や下部に効きます。 ■3.握りの違い(順手、逆手)。 握りを順手ではなく逆手にした場合、広背筋の「内旋」の動作がしにくくなりますから、上腕2頭筋の稼働比率が高くなります。 ■4.4.握り幅の違い(ナロー、ワイド)。 ナローグリップは、広背筋外縁部に効くとされます。 ワイドグリップは、広背筋中央部に効くとされます。 ■5.パラレルグリップ。 両手の平を向かい合わせにした順手のパラレルグリップと、両手の甲を向かい合わせにした逆手のパラレルグリップがあります。 特殊なバーでないと、チンニングの場合は出来ません。 ラットマシンでは、バーを交換することで出来ます。 広背筋と、大円筋及び上背筋群の稼働比率が変えられます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 かなり参考になりました! 今まで通りフロントネックでチンニングをしようと思います。 ナローグリップは広背筋外縁部に効くんですね。 今までワイドグリップばかりだったので、 ナローグリップでもトレーニングしたいと思います。