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有意差検定の検定方法で困っています

お世話になっております。 今回、有意差検定を行うに当たって、不明点がありまして、ぜひご回答頂ければ幸いです。早速ご質問なのですが、肌の水分量の数値を有意差検定する際、検定方法はノンパラメトリック検定で宜しいのでしょうか?それとも、パラメトリック検定(t検定)なのでしょうか?この数値は機器を使用した数値です。また、水分量だけでなく弾力なども同じ検定方法で宜しいのでしょうか? もう1点なのですが、検定方法によって、グラフの種類(折れ線、棒グラフ等)は変わるのでしょうか?

みんなの回答

  • dunnett
  • ベストアンサー率24% (16/66)
回答No.3

#1です.補足です.私はSASJMPを使用しています.SPSSは分かりませんがおそらく解析法はあると思います.正規性の検定法は幾つかありどれを選択するかによって結果は大きく変わります.論文に示される解析法ではShapiro-WilkのW検定が見られます.この検定の欠点は標本数が大きくなると正規性が保たれなくなります.しかし,一般的には正規性よりも等分散を検定しているのが多いです.この理由は正規性の検定はどれを使用していいのか分からないからです.その他にもLilliefors, Kolmogorov-Smirnov, Chi分布を用いる適合検定および目視もあります.したがって,一番クレームのないのが二群でしたらMann-WhitneyのU検定です.Wilcoxonの検定と同一の感度です.三群以上でしたら多重性を考慮したSteel, Dunn's test, Dunnett type, Williams-Wilcoxonなどがあります.全群間検定のKruskal-Wallisの検定は必要ありません.グラフについては他の方に譲ります.

  • kgu-2
  • ベストアンサー率49% (787/1592)
回答No.2

>検定方法によって、グラフの種類(折れ線、棒グラフ等)は変わるのでしょうか? グラフは、自分の研究をアピールするときに、分かりやすくする手段です。ですから、どんなグラフを使うかは、検定に関らず、個人の自由というより、勝手です。それでも、原則的なものはあります。  比較するためには、棒グラス  時間的な推移には、折れ線グラフ  全体の割合には、円グラフ といのうが基本でしょう。  検定のグラフには、バラつきを表すための標準偏差または標準誤差も表示するのが一般的ですが(表示がないと、論文は拒否される)、円グラフでの表示は困難なので、検定の結果の円グラフは見た経験がありません。  検定では、単にAとBを比較するので、棒グラフが基本です。場合によっては、円の大きさとか、人間の数だとかで示すことも可能かもしれませんが。  それでも、0時間と2時間、4度間後を比較する、の場合は、時間が推移するので、折れ線グラフも使います。棒グラフでも論文などでは、拒否されることはありません。  グラフを描いてみて、どちらが説明しやすいか、説得しやすそうか、で判断してください。繰り返しになりますが、標準偏差または標準誤差の表示は不可欠です。  

  • backs
  • ベストアンサー率50% (410/818)
回答No.1

ノンパラメトリック検定とパラメトリック検定の違いを整理することが必要だと思います。すなわち以下の3点をハッキリさせておくべきで,それが決れば適切な検定方法というものは自然と決ります。 1)肌の水分量のデータはどのくらい取ることができたのか。 2)対応のあるデータかそうでないのか。 3)母集団分布が正規分布に従うものと仮定できるか。 1)について,パラメトリック検定を適用する場合はサンプルサイズ(要するにデータ数)が小さくてはいけません。 2)について,例えば男性と女性の肌の水分量を比較する場合などは対応のないデータですし,1人の被験者に対して運動前と運動後のようにデータを取ったのであれば対応ありのデータとして扱います(つまり検定方法が異なる)。 3)について,パラメトリック検定(例えばt検定や分散分析)は母集団の分布に依存するので,あらかじめ正規分布に従うかどうかを確かめる必要があります。

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