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生命保険?確定拠出?

30代前半会社員、共働きです。 会社を通じて確定拠出年金を始めようかと考えていたところ、 生命保険(プルデンシャル生命保険)の営業担当の方から 「利回り変動型リタイアメント・インカム」を勧められました。 「この商品は、今2%くらいで運用しています。  確定拠出年金は、元本保証なら今はせいぜい1%くらい。  また、途中で解約することもできますから、  こちらのほうが絶対いいですよ。」 と言われました。 本当でしたら良い話だと思いますが、信じてよいのでしょうか。 年金と生命保険では、しくみや目的が異なるというのは分かるのですが、 老後の生活資金を確保する上で、もし生命保険のほうが本当によいのでしたら みんな確定拠出年金なんてやらなくなるのでは?とも思います。 それぞれの長所・短所を教えてください。 ちなみに、勧められた商品は、保険料払い込み期間(65歳まで)は死亡保障があり、 年金受け取り開始後10年は生死に関わらず年金が支払われ、その後は終身にわたって年金が支払われるというもの。 契約時の保険金額・基本年金月額は最低保証。 運用実績によっては増加保険金額・増額年金月額が加算され、 積立利率は保険料払込期間中は1.5%、年金開始後は1.0%というものです。

みんなの回答

回答No.1

まずはじめに「利回り変動型リタイアメント・インカム」についてですが、この保険は特別養老保険です。プルの方がおっしゃるように、今2%弱で運用されていますが、支払った保険料が丸ごと積み立てられて運用されるのではありません。一部は死亡保険金の支払いに、一部は事務コストにまわります。一方、確定拠出年金の運用実績は元本保証型でしたら1%程度だと思いますが、こちらは掛け金がそのまま運用されています(手数料に関してはわかりません。すみません。) だから確定拠出が良いといっているのではありません。それぞれのメリット・デメリットを考えてみましょう。 確定拠出年金 メリット *掛け金全額が社会保険料控除の対象⇒所得税・住民税を節税できる。 *給付時、一時金であれば退職所得、年金であれば公的年金控除  ⇒もらうときも税法上優遇されている。 デメリット *運用は自己責任⇒投資のリスクなどの知識を殆ど持たないで加入している人が多い。 *支払い自由は60歳到達か、死亡・高度障害⇒途中で換金できない。 利回り変動型リタイアメント・インカム メリット *死亡保障がついている⇒最初に書いたことと矛盾するようにきこえるかもしれませんが、保険料には死亡保障の保険料も含まれているので、その分、生命保険料を節約できる(ちょっとわかりにくい表現ですね、すみません。) *最低保障利率を確保しつつ毎月運用利率が変わるので、金利上昇局面ではより高い利率を期待できる。 *途中で解約・払い済みが可能。 デメリット *保険料は生命保険料控除の対象⇒確定拠出に比べると不利。 *給付時は一時金であれば一時所得、年金であれば雑所得⇒一時金で受け取る場合は不利と決め付けられないが、年金の場合は確定拠出に比べると不利。 結論はありません。ご自身でご判断ください。ただ、どちらも大変高価な買い物です。安易に判断せずご自身で研究するか、金融に詳しくて信頼できるかたに相談することをお勧めします。

MarRis
質問者

お礼

丁寧な回答をありがとうございます。 いただいた情報をとっかかりにして、具体的に自分のケースに当てはめながら考えて比較しなければいけなさそうですね。 あまり詳しくないので、どちらが自分に合っているのか、見極めには時間がかかりそうです。プルの方には、「来年から保険料が上がるので、早く契約したほうがいい」とせかされているのですが、金融に詳しい方を探してじっくり相談してみます。 とても参考になりました。