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海外の鉄道車両について

海外の鉄道動画を見ているとパンタグラフを1つだけ上げて走行する電車・機関車がかなり多くあるように感じます。これは1つで十分だからそうしているのでしょうか? パンタグラフを2つ~全て上げてしまうと変電所や電線、車両等にトラブルが発生する可能性もあるのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • kuni-chan
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回答No.2

 パンタグラフと架線は接触していますから少しずつ摩耗します。  摩耗したら交換しないといけませんし、架線が弱くなると切れる事があります。スパークするとバチバチという騒音が出ますし、電波傷害が起きる場合もあります。  そのために1つで十分な場合は2つめは使いません。  1つしか使わないのに2つ搭載されているのは理由があります。  機関車の場合ですが、1つで十分な場合は基本的に後ろのパンタグラフを1つ使います。前のパンタグラフを使っていて何らかのトラブルで損傷して、部品が飛んだら屋根上などの機器を損傷させる危険性があります。高圧電流が流れる機器の損傷は重大事故につながります。  折り返し運転の場合などで短い距離は前を使っている事もあります。  電車では、予備の場合もありますし、架線に霜が付いている時に安定集電をするための場合もあります。

その他の回答 (1)

  • kazuof23
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回答No.1

電源の差によって異なりますが、直流電気機関車は通常2丁上げて走るのに対して、交流電気機関車の場合は進行方向後ろ側のパンタのみを上げて走行します。 これは、交流電化の場合は高電圧のため電流が小さく、多くの接点から電気を取り入れなくても接点が溶損する危険性が少ないためです。この理屈は、一般の送電施設で、6600Vなどの高電圧で送電するのと同じ理屈です。 JRの例ですが、初代東海道新幹線の「0系」は2両1ユニット方式で、スピードアップのためすべての車両がモーター付きだったため、16両編成でパンタグラフが8個も付いていた。 ところが、さすがに8個のパンタグラフが一斉に動くと騒音が大きく、架線とパンタグラフが離れたときのスパークも問題となった。 そこで、後の新幹線車両では、編成全体に高圧線ケーブルを通し、パンタグラフをすべてのモーター付き車両で使えるようにした。 東海道新幹線の最新型「N700系」は16両編成で、パンタグラフは2個しかない。これも、本来はひとつで足りるけれど、振動などでパンタグラフが架線から離れた時のための予備として使っているとのこと。 海外の鉄道は交流電化が多いので少ないパンタ数でも電力がまかなえるということだと思います。

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