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ヨーロッパの鉄道車両のヘッドライトはなぜ3個なのでしょうか?
- ヨーロッパの鉄道車両のヘッドライトはなぜ3個なのでしょうか?蒸気機関車や古い電気機関車では、後から1個付け足して3個にしていることが多いです。ただし、路面電車や地下鉄では1個や2個のヘッドライトが使われることもあります。
- ヘッドライトが3個付いているのは、ヨーロッパの特に西側諸国の国の鉄道車両でよく見られます。古い蒸気機関車や電気機関車では、ヘッドライトは2個だったものが、後から1個付け足されて3個になったと考えられます。
- ヨーロッパでは鉄道車両のヘッドライトは3個でないといけないという明確な規則はないようですが、ヘッドライトが3個で統一されていることが多いです。これは単にデザインの一環として採用されている可能性もあります。なお、路面電車や地下鉄では1個や2個のヘッドライトが使われることもあります。
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両端の低い位置にある二個のヘッドライト(三角形の底辺の両端に当たるライト)は、下記のように ditch light と呼ばれ、カナダでは、1960年ごろから、現在ではアメリカ合衆国でも、使われています。 http://www.railroadforums.com/forum/showthread.php?t=3283 僕は、カナダの Budd car (気動車の一種)の運転室に招かれて、夜、乗ったことががあり、この事について運転士さんに聞いたところ、消したり、点けたり、してくれましたが、線路の見え具合が、全く違います。今は、カナダでも、アメリカでも、昼夜を問わず点けているので、法律でディッチライトを点けることが義務づけられているのでしょう。
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- FEX2053
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鉄道車両のヘッドライトは、自動車のヘッドライトなどと違って、障害物を発見して停止するためにあるんじゃない(ヘッドライトが当たって見えるような場所だとブレーキを掛けても間に合わない)ということを、まず了解して下さい。いくら明るくてもあれは「ヘッドライト」ではなく、地上の人間に接近を知らせる「前部標識灯」でしかないんです。 その上で考えると、最上部のヘッドライトは「勾配の頂上などの縦カーブでいち早く接近を知らせる」ために必要ですし、左右のライトも「カーブの途中で接近を知らせる」ために必要です。また、複数のヘッドライトは列車までの距離を推測するのに有用です。少なくとも旧国鉄の特急電車のヘッドライトは、そういう考え方で配置されています。 まあ、新幹線などの高速列車ではカーブが緩いので、上下左右に目いっぱい分けて配置しなければ見えない、という事は無いですし、そもそも線路内に人間は立ち入ることは無い(法律でも決まっている)ので「2灯」でも大丈夫なんですけどね。ヨーロッパだと高速列車と言いつつ、街中では昔ながらの線路を走りますので、3灯の方が理にかなっている・・・という判断じゃないですか?
お礼
>ヨーロッパだと高速列車と言いつつ、 >街中では昔ながらの線路を走りますので、 >3灯の方が理にかなっている・・・という判断じゃないですか? なるほど!そういう気もします。 それにヨーロッパは陸続きになってるので どこかの国が3灯に統一してたら周辺の国もそうしないといけないような 雰囲気になるのかもしれませんね。
お礼
わーー!URLまで有難うございます!! >この事について運転士さんに聞いたところ、 私と似たような疑問を持って、実際にアメリカでお尋ねになっただなんで すごいですね! なんか嬉しくなってきましたので 「3個へッドライトの謎?」について私も補足して書きますね。 ドイツ、オーストリア、スイス(観光用の登山電車は例外)、フランスあたりは 電車、機関車、さらに新旧問わず、ヘッドライトを3つにしてるようです。 オーストリアの電気機関車や運転台が付いた客車では なんと「ヘッドライトが5灯」ってのもあるんですよ! これがスペインになると日本と同じように2つライトだったり 4つだったりします。 (細かい話ですみませんが すごく不思議なことがあるんです) ドイツのシーメンスが新型電気機関車を開発したことがあり ドイツとスペインが同じ形の機関車を使用してます。 (ただしドイツは試験運転のみでスペインのように本格導入はしませんでした) 形は同じなのにドイツヴァージョンは3灯(窓上に1つ、窓下に2つ) スペインヴァージョンは4灯(窓上に2つ 窓下に2つ)なんです。 ここらへんからしてドイツでは「絶対にヘッドライトは3灯でないといけない理由」が あると思うんです。 ドイツでは1灯や2灯や4灯ではいけない理由が何かあるように思えます。 ドイツではヘッドライトが絶対に3灯なんです、なぜか。不思議ですね。 またさらに不思議なことにスロヴァキアやチェコなど中欧~東欧あたりになると 4灯(窓上に2つ 窓下に2つ)が多いです。 その窓上の2つは「ブタ鼻」に改造して3灯を4灯化したような機関車を見たことも あります。 イタリアもやはり3灯が多く、2灯の車両もあとから1つ追加して3灯にしてるものが 多いです。 長文すみません。