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芋くり、なんきん
女子供が好きなものの総称として、こういう言葉ありますが、僕がこの言葉を知ったのは、1年くらい前でした。 そして、今、この言葉をもじったNHKの朝ドラがやっていますので、おそらくNHKの番組だったと思いますが 「この言葉は主に関西で言われている言葉だ」 と言っていたんです。どうりで、関東在住の自分は知らなかったわけだ…と思ったのですが、この「関西で言われている」というのは本当なんでしょうか?
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大坂の町人出身といわれる井原西鶴の作品に 「とかく女の好むもの 芝居 浄瑠璃 いもたこなんきん」 とあるそうです。 言葉そのものは西鶴以前からあったのかもしれません。 関西で言われている(いた)のは確かです。関西だけか どうかは知りません。 いずれにしても、タコは明石の名物、かぼちゃをなんきんと 呼ぶのは関西方面ですから、もとはたぶん関西の言葉でしょう。 ほかにも、「芝居 こんにゃく いもたこなんきん」とか、 ネットで検索すると「いもくりなんきん」も少なからずあります。 「いもくりなんきん」は関西で実際に耳にした記憶はありませんが、 「いもたこなんきん」より食べ物としての共通点は多いですね。
お礼
実は僕がこの言葉を知ったのは、中村うさぎさんのエッセイ集「中村家の食卓」を読んだときでした。 その中に「女・子供の好む食材として“芋、くり、なんきん”という言い回しがある」 と書いてあったんです。 そして、今、NHKで「芋たこなんきん 」というのが放送されてるので、てっきり僕は、「この番組は、芋、くり、なんきんをもじったんだ」と思っていたのですが、みなさんのお返事を見て、「いも、たこ、なんきん」というのが普通である、というので、ちょっと驚いています。 中村うさぎさんは、父親の仕事の関係で各地を転々として育っていて、大学時代に大阪に住んでいたので、この「関西の言葉であるらしい」言葉を知っているんだな、とも思っていたのですが…。 これが、何か個人のブログならともかく、出版されてるのですから、校正担当もいるはずですし、間違いではない、と思うのですが。 どう思われますか?