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王妃マルゴ
マルグリット・ド・ヴァロアについて教えてください。 カトリーヌ・ド・メディシスの娘ですが、何か目立った悪行があるのですか? 残忍だったというお話は聞きませんが、どこかで悪女扱いされていたのを読んだか見たかしました。
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1の方がご紹介していらっしゃる本の方がずーと、ずーっと詳しいですが、もっと簡単に彼女の生涯を紹介している本だと、永井路子さんの「歴史をさわがせた女たち 外国篇」(文芸春秋)もあります。 とってもアバウトですが、大体どんな女性だったかはわかります。 ドラマチックになったのだとデュマが「王妃マルゴ」という小説を書いています。その小説を原案としてイザベルアジャーニ主演で「王妃マルゴ」という映画もあります。内容は彼女の恋愛遍歴が主です。 彼女が有名にしたのは、結婚式の夜母カトリーヌ=デ=メディチによって行われたサンバルトロミーの大虐殺、そして兄との近親相姦を含め、様々な恋愛遍歴、死んだ愛人の首を切り取って愛でていたという変質ともいえる行動、あとはヴァロア朝が彼女によって終わりをつげた事。 等でしょう 余談ですが、ヴァロア朝といえば、「ベルサイユのばら」でロザリーの姉ジャンヌ(首飾り事件の主犯)がその末裔と信じているいう設定でした。 結局彼女に子供ができなかった事から、彼女の夫がフランス国王となりブルボン朝がはじまるのです。
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- caesar-x2
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残忍ではありませんが、不道徳なことで 悪女扱いされいます。 近親相姦の疑いと不倫(の方は確実)です。 カトリック社会ですから、女性が性欲旺盛だと 不平等にも大悪人扱いです。 詳しくは、「フランスの歴史を作った女たち 第三巻」をご覧ください。 海外ではこの種の話の権威であるギー・ブルドンの名作です。 うんざりするほど詳しく、かつ皮肉を込めて描写されてありますから あなたの疑問に十分に答えてくれると思います。
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ありがとうございました! 不道徳が理由だったのですね!
お礼
映画は見たことがあります。 ただもう脚色の世界だろうと思っておりました。 ルクレツィア・ボルジアが本当に近親相姦をしていたかどうか分かりませんが、 そのイメージを流用?したのかな?と思っていました。 ヴァロア家の終焉という点では、非常に重要な女性だったのですね。 ありがとうございました!