- ベストアンサー
経腸栄養における病院の収益は
経腸栄養を行うにあたって医薬品を使用するのと、食品を使用するのでは、どちらの方が病院としてメリット(収益)があるのでしょうか? また患者さんとしてはどちらの方が医療費がかからずすむのでしょうか。 入院の場合と外来の場合とで教えてください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
何を補足してほしいのかよみとれなかったので的外れの回答になるかもしれませんが、わかることだけ・・・。 入院中は食品の経腸栄養は食事療養費が算定できます。 食事療養費Iだと1食につき640円、1日3食で1920円です。 濃厚流動食は1パック200~250円、高いものだと350円ぐらいです。 単純に200円と考えると1日5パック(1000kcal)使用してもおつりがくるんじゃないかと思われます。 しかし病院としては1920円請求できますが、実際使える給食材料費は人件費、光熱費、消耗品など諸経費その他もろもろ差し引いて一日あたり700~800円程度です。 全給食者数の中で濃厚流動食の患者が占める割合が増えると、その他の患者の食材費を圧迫してきます。 薬価差益がどれだけあるか知りませんが、赤字になるよりはましではないですか? また給食部門が食材の購入も委託されていると、委託業者は人件費給食材料費こみで年間何千万と契約しています。 その中で高価な濃厚流動食が増えてくると、対応できないと断られる場合もあるとききました。 腎臓や糖尿用の濃厚流動食なら特別食として加算出来ますが、今は経管栄養剤をだしても点数はつきませんし~。 NSTでも話し合って4月からはできるだけ濃厚流動食は薬品にしていくように決めました。 NSTを導入して赤字になったと言われたら立つ瀬がありません。 それまでは食品を使ったほうが病院の利益になると宣伝していたので、戸惑う人もいるかもしれません。
その他の回答 (1)
- our_lady
- ベストアンサー率61% (43/70)
うろ覚えなんですが多分・・・ 入院の場合ですと医薬品あつかいの経腸栄養剤は使用量に応じた薬価請求になるんですが、食品扱いの経腸栄養剤は食費として考えますので普通の食事と併用しても一定金額しか請求できないと思います。 病院としては医薬品を使用したほうがいいと思います。 患者としては食品だとどれだけ沢山経腸栄養剤を投与されても一定金額以上は負担してなくてすみます。 外来の場合ですと、医薬品あつかいの経腸栄養剤は保険負担分のみですみますが、食品あつかいのものは保険適用ができないです。 患者としては医薬品を購入するほうが負担が少なくてすむと思います。 そのため入院中は医薬品と食品を併用したり、食品を使ってて退院前になると医薬品に切り替える場合もあります。 あと術後の回復に効果があるけど単価が高い食品扱いの経腸栄養剤は、術前に外来で患者に購入させてとらせておいてから入院させるという場合もあります。
補足
回答ありがとうございました。 入院中は食品の経腸栄養だと食事療養費が算定できると思いますが、いかがでしょうか?医薬品の薬価差益はほとんどないと聞きますが? できるだけ算定は取る考えでお願いします。
お礼
わかりにくくすいませんでした。給食人件費は頭に入れていませんでした。参考になりましたありがとうございました。