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糖尿病患者への栄養指導
はじめまして。私は栄養を勉強している大学生です。 今、学校で糖尿病患者への栄養指導(個別)の実習を行っています。それで、食品交換表を用いた栄養指導にしなければならないのですが、先生から「食品交換表を使うことの有益性を伝えなければ、患者はやってみようとは思わない。」と、言われました。確かに実習で交換表を用いた献立を作成していますが、栄養を勉強している私たちでさえ、難しく、まためんどうくさいと感じてしまいます。それなのに患者様に「交換表を使いましょう」というのも説得力がなく、患者様のやる気には全くつながらないなと思いました。 そこで、質問なんですが糖尿病で食品交換表を使っている方はどうして使おうと思いましたか?めんどくさいとか難しいと思いませんでしたか?使っていらっしゃらない方は、どのようなことを、どのように言われたらやってみようかな、頑張ってみようかなと思いますか?(例えば、食品交換表を使って糖尿病合併症の発症率が低下したなどのデータ、あるいは他の人が成功しているのを見たらやってみようと思うなど。)また、栄養士や看護師の方で実際に栄養指導を行われている方は、動機付けをどのように行っていらっしゃいますか?わかりにくい文章ですみませんが、よろしくお願いいたします。
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- maronaji
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学生ということで、厳しい意見をします。 私も若い頃、同じようなことで悩みました。 なぜ悩むんでしょうか・・・? 糖尿病交換表の真意がまた理解できていないから。 自分が食事療法を実践したことがないから。 現在、学校で勉強している状況を、病院に例えるなら 学校の教師が管理栄養士。学生は糖尿病患者。 学生が「良し!やってみよう!」と思わせることができない指導なら 匠の指導とはいえないかもしれません。残念です。 糖尿病食事療法は糖尿病だけに通用するのではなく、健康食である。 と交換表の冒頭に書いてあるので、 糖尿病ではない学生も「おぉ!今日から食品交換表を使って 食事を食べてみよう!」と思うはず。 一度1年くらい、食事療法を続けてみてください。 見えてきます。糖尿病交換表のいいところ、悪いところが。 え?!1年も続けられない?! それでも患者さんには 「一生糖尿病と上手に付き合っていきましょう!」 「大丈夫、食事でしっかり管理すれば、合併症は防げます!」と 平気で大きな顔して「指導者です!」とばかりに指導するのかな?
「実習指導する教員」と「教育を受ける学生」とのあるべき姿からいくつか書いてみます。 「食品交換表を使うことの有益性を伝えなければ、患者はやってみようとは思わない。」と指導を受け、「1.食品交換表を使って糖尿病合併症の発症率が低下したなどのデータ、あるいは2.他の人が成功しているのを見たらやってみようと思うのでは」という学生の態度、反応は良いポイントだと思います。課題レポートで提出するしないにかかわらずに、実際の職務についたときに重要なことですから。 さて、1.については内科学、糖尿病学、食事療法の専門書からそのデータを引用することは可能でしょうか?2.については心理学や臨床心理学等では何と言っているでしょうか?管理栄養士や看護師やそのような資格を持つ講師陣は自分の学生時代に受けた学内演習、臨床実習の厳しさを身を以て体験しているので「答えだけを求める質問」にはなんら反応していただけないことがあります。回答を得るために必要なレディネスを1.2.のような内容でお見せするのも重要かと思います。 あと、ここで「難しくめんどくさい」と本音を思いっきり出していらっしゃることで、実際にそれをお受けになる患者様に質問に答えていただく行為から少し離させてしまった感がある(実際に嫌悪感を持つ方がいる)かも知れません。 失敗するのも学生の特権ですが、安易に質問することの難しさを学ぶのも臨床に行く前の学生さんに必要な事柄だと思います。「指導」という言葉の重みを感じてもいいかもしれません。 糖尿病患者ではありませんので得たい回答ではないと思いますが、その場に居合わせたら動機づけをプランする前に、病識、生活歴・生活パターン、嗜好品、食事を作る家族、キーパーソン、医師からの説明内容、医療現場で相談しやすい職種、人などの情報収集もしてくれないと「この方は私のことを本当に指導しようとおもってくれるのだろうか」という不安が出ると思います。根掘り葉掘りききやがってというキャラクターの方もたくさんいるでしょうが。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 答えだけを求める自分の姿勢は浅はかだったと、とても考えさせられました。確かに「栄養指導」というものを安易に感じ、軽い気持ちで行っていましたが、患者様の立場に立って考え、難しく感じるようなら簡単にできるように、めんどくさいことも患者様がやりやすいようにサポートできるよう頑張りたいと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 全くその通りで、とても恥ずかしく思います。 これからきちんと患者様の目線に立った指導ができるよう一生懸命勉強したいと思います。