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旅客機のタクシーイング
子供の頃からの疑問で、子供っぽい質問なのですが、 旅客機が乗客を乗せた後、エプロンを離れ、滑走路の端まで地上を進む事をタクシーイングと呼ぶのでしょうか。そのときの車輪を駆動させる動力は専用のエンジンがどこかにあるのでしょうか?またはジェットの 推進力で地上を進むのですか?教えて下さい。
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>車輪を駆動させる動力は専用のエンジンがどこかにあるのでしょうか? >またはジェットの推進力で地上を進むのですか?教えて下さい。 どんな飛行機にも、地上移動時用の専用エンジンというものはありません。 というより、どの車輪にも駆動装置はついておりません、否つける必要がありません。 地上でも、ジェット機であろうが、プロペラ機であろうが、すべて飛行機を飛ばすためのエンジンを使います。 地上での前進の場合、一旦動き始めたら通常エンジンをアイドリング状態にしても走りつづけます。速度はブレーキで調節します。 方向転換は、一般的に前輪を左右に動かすステアリングハンドルが操縦席内にありそれを動かして旋回しています。小型機の一部でステアリング装置のない機体では、エンジンとブレーキをうまく使って方向のコントロールをしています。 地上での後進は、ジェット機や、プロペラ機の一部には着陸時の滑走距離を短くするための装置(リバーサ)を装備していますのでこれを使えば可能です。 しかし、見張りが出来ない、後進中ブレーキをかけると尻もちをつく可能性がある、エンジンの排気をそのエンジンが吸い込みエンジンにダメージを起こす可能性がある、などなど運用上いろいろな問題が発生しますので、日本国内の旅客機では、これを使っての後進はしておりません。
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専用の牽引車を前輪に接続し、途中までそれに運んでもらいます。 そのあと牽引車を外し、ジェット排気で自力走行して滑走路へ進入します。 なお、機種によっては自力でバックできることもあり、そういう機体の場合は牽引車は必ずしも必要ありません。 その場合、動力はお尻の見えないところに格納された発電専用エンジン(いわゆる第5エンジン)で、たしかモーター駆動だったはずです。
お礼
とてもよく理解できました。有難うございました。
- yukiusa_0110
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正確には、Taxing(タキシング)といいます。 基本的に自動車のように車輪が動くわけではなく、ジェットエンジンやプロペラエンジンを、動くよう程度までスロットル(出力レバー)を調整して行います。ちなみに、そういった理由からバックで後方へ進むことが出来ないので、最初は小さな専用車で押し出してもらうわけです。
お礼
とてもよく理解できました。有難うございました。
お礼
子供の頃からの疑問でした。とてもよく理解できました。ありがとうございます。