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会計・金融英語に関する訳
- ABCは資金調達の条件として「調達と運用の両建てを避けなければならない」と述べています。
- 「調達と運用の両建て」とは、資金調達と資金運用を同時に行うことを意味します。
- 「グループ会社からの預かり金」とは、グループ会社から預けられた金銭を指します。
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(1) 「両建て」とは、基本的にはAとBを同時に行うことですので、今回の場合も「調達」と「運用」を当時に行うという解釈で良い思います。ただ、株式投資の場合は、「信用取引において同じ銘柄の買いと売りを同時に行う」という意味であり、さらに、銀行の「両建て預金」は、「ある1人の人に貸し付けるときにその同じ人に一定金額を予め預金させる」という意味ですので、明確な内容が不明なため断言はできませんが、たとえばある1つの企業から資金を調達してその同じ企業に投資または融資するという意味かもしれませんし、一般的に資金を運用するという意味かもしれません。 (2) fund raisingについてですが、単にお金を集めるという意味でしたら、 fund raisingで良いと思いますが、新株や転換社債などを発行して資金を調達する場合はfinancingという単語のほうが良いと思います。また、為替取引での運用なども含む「運用」である場合は、investmentよりもoperationのほうが良いと思います。 訳例 (a) ABC may perform fund raising (またはfinancing) only on the following conditions. However, it shall avoid performing fund raising and investment simultaneously. (i) , (ii) , and (iii) (b) ABC may perform find raising (またはfinancing) only if: (i) ; (ii) ; and (iii) However, it shall avoid performing simultaneous fund raising and investment. (i) (ii) (iii)は本文中に入れることも可能です。 (3) 「グループ会社からの預かり金」 こちらも詳細が不明なため具体的な説明はできせんが、「預かり金」という単語自体はa deposit またはdepositsでOKです。 例: the deposits from the group companies
お礼
MayIHELPYさん、 大変わかりやすい説明ありがとうございました。とても勉強になりました。