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売上、経常利益、純利益の違い分かり易く教えて下さい。
売上、経常利益、純利益の違い分かり易く教えて下さい。 ※難しい言葉ではなく、例えを用いて教えて下さい。
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NO1さんが、丁寧に説明していると思いますが、補足情報という位置付けで聞いてください。 何か利益がやたら出ている、何だこれらは、っという感じではないでしょうか? これを理解するには、これらが並んでいる順番は、基本的な商売の流れから発生する費用を考えながら見ると分りやすいです。 まず、企業の利益をもたらすものは、売上げですから、売上げが一番最初に来ている。売上げは、商品を引き渡したり、サービスを提供したりすると、その値段で計上できます。車を100万で売った。その車を客に引き渡した。引き渡したら、引き渡した時点か、その後、代金が払われてきますので、代金を払ってもらう前でも、売上げを計上していいんです。 次に、売るための車を仕入れないと商売になりません。80万円で仮に仕入れていたとしましょうか。それを売ったので売上原価として、80万円を計上します。100万から80万を引いた、20万円が、粗利益です。しかし、この車を仕入れただけでは、売れません。広告を出したり、営業マンに売ってもらってはじめて売れますので、彼らに給料を払ったり、広告業者に代金を払わないといけません。これらが、売るための費用、即ち、営業費用です。では、この営業マンの給料を誰が計算するのか?というと、経理担当の人です。経理担当の人を採用したのは誰でしょうか?総務の人です。総務の上司には重役もいます。管理職もいます。管理職の人がいるビルの家賃や光熱費も掛かります。これらの経費は、っというと、一般管理費として一くくりにします。そうすると、先ほどの、粗利益から、営業費と一般管理費を引くと、営業利益というものが出てきます。しかし、会社が借り入れをしていたり、また逆で、投資をしている場合、利息収入や利息費用が発生します。これらが、営業外(さっきの車を売る活動と直接関係ない、金融的な損益)が出てきます。この金融的なものは、やっぱり商売に不可欠ですし、商売をやっている間、大体発生してきます。これの収支をさっきの営業利益に足すと、経常利益が出ます。経常の意味は、毎期発生する、常日頃でる利益ぐらいの意味です。あー、今期、1億の経常利益出たなら、前期のそのぐらいあり、来期も、同じぐらいだろうなー、っと想像できます。 しかし、企業経営には、イレギュラーも付き物です。地震や火事で工場が壊れました。いらない資産を売却しました。株が暴騰したので、たまたま儲かりましたなどです。これらが特別損益項目と呼ばれるものです。これらを先ほどの、経常利益に足し、企業は最終的に税金を払わねばならないので、税金を払った後、最終利益が出ます。長々と書きましたが、商売(本業)から近い順番から費用を計上し、売上げから差し引く、各段階で、利益を出す。もう一度復習すると、大体流れがつかめます。暗記はしない方がよいです。
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- namnam6838
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売上高 -売上原価 =売上総利益 (俗に粗利というもの) -販売費および管理費 (いわゆる経費) =営業利益 (本業での儲けを示す) +営業外収入 (利息など) -営業外支出 (利息など) =経常利益 (本業での儲けに営業外収支を加えたもの) +特別利益 (その年だけ出た特別な利益・・土地を売ったとか) -特別損失 (その年だけ出た特別な損失・・リストラで退職金を割増したなど) =税引前利益 -法人税等 =当期純利益 となります。
お礼
簡素化されてて分かりやすかったです。 ありがとうございます。
お礼
大変分かりやすかったです!! ありがとうございます。