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原爆の『語り部』について・・
いつもお世話になっております。 今回は私の祖母についてご相談させて頂きます。 祖母は大正元年生まれの94歳。昭和20年8月6日 広島において被爆しました。幸い 傷や後遺症に悩まされることもなく、現在においても健康に過ごしています。(多少の物忘れ程度です) 原爆や戦争の悲惨さを伝える『語り部』というのが広島では盛んに活動されています(観光客や修学旅行生などに)が、語り部高齢化の為 現役語り部さん達が祖母を勧誘してきます。 あの惨劇を30代半ばで迎えた祖母は ハッキリと記憶しているそうです。祖父母から聞いたのは ただ一言「酷かった。生きるのが精一杯だった。」のみ。あまりに辛い体験だったので思い出したくないそうです。 同じ体験を体験されている方達からの勧誘で、キッパリとお断りすることができず悩んでいます。「辛いから・・・」と言っても、「私たちも思い出すのは辛いわよ。でも 伝えてあげられるのは私たちだけでしょ?」ってな感じです^^; 最近ではデイサービスに出かけるのも嫌なそうで・・(勧誘されることもあるから)なんだか 祖母が不憫に思えています。 上手にお断りする方法はないものでしょうか? よろしくお願いします(ノ_-。)
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質問者が選んだベストアンサー
お婆様、大変ですね。 私の祖父母も戦争体験者でした。この辛く悲惨な体験を後世に残す為、割と話すタイプの人でした。 話語り継ごうとする人々には、ある種の”正義感”があるのです。 端的に一番近い身内を、そして友達を、町の人を、二度とあのような戦争で失いたくないと言っていました。 だから語り継ぎをしたい方々に「辛いから」と言っても、「私達も辛いんだ。でも語り継ぐんだ」「何故話さないんだ」と思われるでしょう。 しかし、本人が思い出すことで苦痛を感じ精神的に追い込まれるなら別です。これからの人生、心の病を発祥させてまで語り継ごうとしても、聞かされる私たちには何も伝わらないでしょう。 だから「何故話さないんだ」ずばり思わせておけば良いと思います。 お断りをする方法は、No1さんがおっしゃるように「高齢ですから」もとても良いと思います。 私の祖父母はある種の正義感を持って話をするタイプだったので、同じ戦争経験者で語り継ぎに困惑する人に協力していました。「あんたの話せんのは代わりに私達が伝える」と言いフォローに入ったのです。そのような代弁者を探すのも手です。 あとはデイサービスの場所を変える。無理なら施設の方にそれとなく相談し、「人には色々なタイプもありましょうから、役目も色々ございましょう」等フォローを入れてもらうのも良いと思います。 本人が直接「辛い」とお友達に伝えられていてそれでも勧誘なら直の事です。 大変だと思いますが、乗り越えられることを願っております。
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子供の夏休みの宿題に、「戦争体験者のお話を聞かせてもらう」というのがあり、何気なく、父に頼んだところ、とても辛そうでした。 可愛い孫のために、なんとかしぼりだそうとするのですが、絶句してしまい、宿題には、絶句した様子を伝えさせました。 私も知らなかったのですが、下町大空襲の体験者でした。 自分が出来ることを人が出来ないのを「なんで」と思う人は、いるでしょう。 その人も、後世に語り継ぐ義務感を負ってはりきっているのだと思います。 本当は、心情を一番理解してあげられる人なのに・・ そして、なぜ「体験者限定」なのだろうと思います。 沖縄で、「体験者でない人」からの、お話を聞きましたが十分だと思いました。 人の傷に無神経であってはならないと思います。 要請の大本は、どこなのでしょう。 そこに掛け合えばいいと思います。
お礼
私自身が考えさせられる回答有難うございました。 戦争の惨事体験者は 高齢化しているので、我々世代がしっかりと受け継がなければならないと 改めて思っております。 勧誘者にも 快く納得していただけるよう、丁寧にお断りさせてもらおうと思います。
- 風車の 弥七(@t87300)
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「高齢なので出来ません」とお断りするのが一番良い方法かと思いますが如何でしょう。 辛い思い出を語る事ほど悲惨な事はないのでは?。
お礼
早速の回答 有難うございます。 勧誘される方も 祖母より年下とはいえ高齢者なので難しいところです^^:
お礼
丁寧な回答有難うございます。 祖母が以前もらしていた事ですが、原爆の悲惨さというより 被爆後・戦後の人間としての理性を失った友人・知人を見てきており それが一番辛いと・・・ 「無理しなくていいよ」と声をかけてみようと思います。