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Rail-To-Rail Opampって、どういうアンプ?
表題のとおりです。 Rail-To-Railというオペアンプがどういうアンプだか分からず、困っています。 参考文献等も調べたのですが、扱っているものが見つかりませんでした。 Motorola社の登録商標であるということは分かったのですが、それ以上のことについてはほとんど分からず終いです。 このアンプの機能と特徴、できればブロック図程度の荒いものでかまわないので回路を教えてください。 よろしくお願いします。
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一般的には出力についてのrail-to-railの事をいう と思いますので、こちらから説明します。 このタイプの素子は、出力が正負の電源電圧(rail)まで フルスイング可能なのが特徴です。信号の振幅に対し 電源電圧に余裕を持たせることができないような用途 (電池動作機器など)で使用されます。 通常のOP-ampだと、出力に負荷をかけない状態でも 1~2V程度の飽和電圧が存在します。 マキシム社のMX4400だと、電源電圧が10Vのとき、 負荷が2kΩなら電源電圧の55mV以内の範囲で出力の 振幅が確保できると書いてありますね。 おそらく出力段がエミッタ接地のプッシュプル構成か 、あるいはCMOS構成になっているんではないでしょうか。 入力のrail-to-railの方は、 VCM(Common-Mode Voltage range)が正負の電源電圧と 等しい(あるいは電源電圧範囲を超える)ものをいいます。 通常のオペアンプでは、入力についても電源電圧まで スイングすると正しい増幅動作ができなくなります。
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- Ponn
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MAXIM社から同じようなものが出ています。 下のURLを参考にされたらいかがでしょうか。
補足
回答、ありがとうございます。 このサイトは以前覗いたことがあります。 そのときは英文翻訳の時間が取れなくて、断念しました。 今も仕事柄、自分の時間が少ないので、できれば日本語で、ぱっと分かるような資料がほしいのですが...
補足
回答、ありがとうございます。 要は出力段や入力段のDレンジが電源からグランドまでとれてるアンプのことだったんですね。 しかし、一体どういう回路構成になっているんだろう。 とりあえず、BiPolarではないみたいですけど...CMOSは扱ったことがないのでよく分からないのですが、こういうのは実現が簡単なんでしょうか。