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Rail-To-Rail OpAmpって何ですか?
表題のとおりです。 Rail-To-Rail OpAmpの機能、特徴、できればブロック図のようなものでもいいので、回路図を教えてください。 宜しくお願いします、識者の方!
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補足です. >本当は内部回路の略図のようなもの(機能単位でまとめられた回路の概略図)があれば見てみたかったのですが。 前回の回答を書いた時は,「リニア・テクノロジー」と「マキシム」「モトローラ」しか気にしてなかったのですが,「アナデバ」(Analog Devices)のデータシートに内部回路図が出ていました.下記URLのpdfファイルを参照してください(うれしいことに日本語です :-)). 回路の細かい動作についても記述されています. #私はデータシートを教科書がわりにしています(中途半端な解説書よりわかりやすかったりするもので・・・ *^_^*).
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- tnt
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前の方が良い回答をなさっているので、 ちょっとだけ補足します。 回路は普通のOPアンプと変わりません. ただし、動作が変る点が4箇所あり、ホンの少しですが (普通はわからない程度の)歪みを生じます. A級~AB級に変わる点、VCCに近づく点です。 ですから、必要が無いのなら使用をお勧めしません 単電源アンプ(LM358とか)に2点あるのと 同じような歪み点です。 たとえば、CDの回路を±12V電源で組むときは このタイプが必要になります。 0.7Vrmsに20dBのマージンを乗せると 7V、1.4倍して10Vなので、ディカップリングで 必要な1Vを足すと、普通のOPアンプでは ダメなのです。
お礼
linus127さんの提示してくれた資料で疑問はだいぶ氷解いたしました。 前に書いた補足はこういうことなので、申し訳ありませんが削除ということでお願いします。 いろいろ、ありがとうございました。 機会がありましたら、また宜しくお願いします。
補足
かなり詳しい方とお見受けして、ちょっと補足でお尋ねしたいことがあります。 A級からAB級へ動作が移行する際、クロスオーバーが出るのは分かるのですが、VCCに近づく際に“動作が変わって”歪むというのは一体どういうことでしょうか。 簡単な動作の説明をいただけたらうれしいのですが。
- linus127
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レール・トゥ・レール・アンプは、入出力の両方で電源電圧まで使用できるアンプです.通常は電源電圧ぎりぎりまで出力を振ったりすることはできませんが,このタイプであれば可能です. そのため,電池などを電源とするシステムなどに使われます. ブロック図というのは内部回路のことでしょうか? 以下の資料に入出力段の説明があります(回路図はありません) http://pdfserv.maxim-ic.com/arpdf/1457J.pdf ちなみに「レイルトゥレイル」はモトローラの登録商標だそうです.
お礼
つまり、入出力Dレンジが限界まで振れるOpAmpのことだったんですね。 本当は内部回路の略図のようなもの(機能単位でまとめられた回路の概略図)があれば見てみたかったのですが。 でも、これで頭のもやのようなものが晴れました。 親切な回答、どうもありがとうございました。
お礼
をを!! これは非常に役に立ちそうです! 前回書いたちょっとしたわがままを聞いていただき、大変感激しています。 まだ詳細は読んでいないのですが、これからじっくり読んでみようと思っています。 本当に、ありがとうございました!