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ユゴーの詩の解釈
De la sieste, auquel s'ajoute, Comme un poids sombre, le soleil. これはヴィクトル・ユゴーの詩です。un poids sombre の解釈はこれであっているでしょうか、「影の重みのように」?
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ご質問のun poids sombre はLa meridienne du lion の第一節の語句です。 ここでは、auquelが男性名詞sommeilを指していますから太陽が眠りと対を成して、ライオンが昼寝をしている理由が眠いと太陽とであるとになります。するとそれがどのような太陽かがcomme un poids sombre の訳のポイントになります。 次に先を読みますとLes deserts、Midi seche l'eau des citernes とがあり 乾きを想像させますからこの太陽は、確りと輝いていると考えられます。 そして形容詞sombreがしばしばmoroseとかmenacantの意味で用いられることがあると知り、不気味なとか苛立ちを催させる重さのようにの直訳から、睡眠を邪魔するものと意訳すれば (ねぐらである洞窟の外では)太陽が燦燦と照っているので(今は寝るのがいいことだ) との訳になると思います。つまりsombreとの形容詞を用いたのは上記のmenacantと意味と、洞窟中は日陰であるとを連想させることからではないでしょうか。