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自己破産すると
独立起業しましたがうまく行かず現在、公庫、銀行、カード数社で約1000万円の債務があり自己破産をしなければならない状況です。 自宅マンションはあきらめておりますが、田舎に父が残した不動産(土地、調整区域)があり兄弟4人の名義になっております。自己破産した場合はこの土地はどう処理されるのでしょうか?私個人のものでは無いので兄弟に迷惑がかかるか心配です。
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質問者が個人事業者であることに加えて共有状態とはいえ所有不動産がある状態(評価額99万円以上)での破産なので、管財事件(裁判所より破産管財人選任される)になりそうです。 この場合には、破産者の所有している資産を換価処分して債権者に均等返済することになりますので、 (1) 共有不動産の質問者持ち分を購入する第三者を探す (2) 共有物件事態を売却(競売・任意売却)して持ち分相当の現金を破産財団に組入する (3) 他の3兄弟が資金を出して質問者の持ち分を購入する のいずれかの手法が取られることになりそうです。この状況を「迷惑がかかる」と捉えるのかどうかはそれぞれの主観の問題になります。 調整区域内の不動産(田畑?)という物件の市場価値が如何ばかりかは判断が付きませんが、通常上記(1)の手段は現実的では無さそうで、(2)の第三者宛一括売却か(3)の他の共有者の資金負担という手法のどちらが現実的か、ということになりそうです。尚、質問者が破産した時点で質問者の持ち分については所有者が破産した旨の登記がされる筈で、この記載は(3)の手法を取っても、兄弟中に破産者が出たことは、それ以降も登記簿記載から第三者が読み取れる事にはなります。(第三者が登記簿を見れば判る、と言う意味) 破産前に兄弟へ持ち分を売却した場合には、売却対価をその後どう使ったのかという問題になる可能性があること、持ち分を放棄した場合には結果的にメリットを受けた(持ち分割合が1/4→1/3へ拡大)他の3兄弟に対してメリット分を債権者へ戻せ、という請求がされるかどうか、ということになりますが、債権者がどうやってその事実を把握するのか、破産前の非常事態で資産を二束三文で換価処分しながら事業を継続する例も多々あることから、事後にその事実をどこまで追及できるのか、という実際面でのグレーゾーンがある事も事実です。(法律的には詐害行為取消・破産否認という問題ですが、この場では控えておきます)
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- bungy1234223
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大変ですね。 自己破産すると仮定して、 誠に残念ですが、土地については、 他の財産と同様、最終的に貴方の持分を現金化して、 債権者に分配されます。 他の兄弟に迷惑をかけたくない気持ちは分かりますが、 破産となれば土地トラブルは避けられなと思います。 ご兄弟には、あらかじめお話しておく必要があるかと思います (↑あくまで個人的意見)。 ただし、実際にはプロの管財人(付くと仮定して、おそらく弁護士)が 手続きを行うと思うので、 詳しくは下記の参考URLなど、弁護士会等にご相談ください。 なお、破産前に任意売却で兄弟に土地を売却することも可能ですが、 破産直前にそういう事をすると、債権者から攻撃されないとも限りません。 例:破産を承知で、その直前に債務者は、兄弟に土地を安く売った。など。 一般に、破産前に第三者に不動産を時価で売却するのと違い、 「兄弟を守るために、安く売ったのではないか?」と見られるからです。 最終的には、競売またはご兄弟が(貴方の)持分を 時価で買い取る事になるかと思われますが、あくまで私の推測です。 脅かすわけではありませんが、 変にトラブルになると、免責不許可事由の原因にもなります。 私は専門家ではありませんので、 正確な回答は行政相談や法律相談で解決することをオススメします。 詳細が分かりませんが、本当に破産しか残されていないのか? どこかに就職するなどして、個人再生手続き(不動産を残す方法)は無理なのか? プロに相談して、検討してください。 参考URLにあるように、東京の弁護士会が合同で無料相談を始めました。 この傾向は全国に広がりつつあります。 お住まいの地域でも、同様の無料相談があるかどうか、お調べください。 手続きは大変でしょうが、 ご家族のために、再出発を目標にして、どうか、頑張ってください。
お礼
回答ありがとうございます。近々司法書士のところへ相談にいく予定です。出来れば個人再生で何とかしたいと言う希望でおりますが・・ 現在、就職しており2~30万の給料ですが、認められるかどうか 心配です。
お礼
回答ありがとうございます。 持分は田舎のため地価が低く、金額的には80万円程度(持分比率10%)と聞いております。 持分を放棄しようとも考えましたが、時期的に免責不許可事由?に当たるのではと思いやめました。 大変分かりやすい回答いただき、ありがとうございました。