有効電流と無効電流について
お世話になります。
あまり聞かれない言葉かと思いますが、
交流回路において、電圧を基準(回路の基準)に位相差θの電流が流れているとすると、
Icosθを有効電流・・・電圧と同相成分
Isinθを無効電流・・・電圧と90°の位相差を持つ成分
と呼ばれるようですが、これはR-L-Cの直列回路(回路における電圧と電流の関係を考える上で電流が基準)でも並列回路(回路における電圧と電流の関係を考える上で電圧が基準)でも同じように電流を分解して有効、無効と呼ばれるのでしょうか。
たぶん、単にそういう呼び方をするというだけのものかと思います。
このように呼ばれていますが、並列回路においては、電圧と電流の関係を考える上でも電圧を基準にしていることから、分解した電流Icosθ(有効電流)=抵抗Rに流れる電流分、Isinθ(無効電流)=リアクタンスXに流れる電流分と素直に考えることができる。
一方、直列回路においては、電圧と電流の関係を考える上では電流を基準にすることから、並列回路のような単純な考え方はできないという理解でよろしいでしょうか。
いろいろと申し訳ありませんが、
抵抗R、リアクタンスX、力率cosθの関係について
R=Zcosθ Z^2=R^2+X^2 ・・・ 直列回路の場合
(1/R)=(1/Z)cosθ X=電圧/無効電流 ・・・ 並列回路の場合
に限定されるのでしょか。
いつもわかりにくい質問ばかりで申し訳ありません。