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参考教科書について
大学で物理を勉強しているものです。 今年研究室に配属され、いろいろと勉強しています。 研究室では核磁気共鳴を主にやっております。 そこでタイトルにもあるのですが、分かりやすい教科書を教えていただこうと今回書き込みしました。 ほしい分野は ・固体物理学 ・磁性 ・核磁気共鳴 です。今は式ばかりでなく、イメージ的に理解しやすい方向を考えています。 もちろん後々は式で追えるレベルになりたいのですが、取りあえずその一歩手前の段階を今回探しています。 よろしければアドバイスのほうを願いします。
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- nzw
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本格的な勉強、研究をする前にNMRとはどんなものか、ざっとしたイメージをつかんでおきたいといったレベルでしたら、 ・安岡弘志 核磁気共鳴技術 (岩波書店 物理の世界) をお勧めします。教科書というよりは、研究紹介といった感じの本で、すぐに読み終わると思います。4章磁性体のNMRについても触れられています。また、あとがきに他の入門書もあげられています。 研究室配属ということですので、本格的な教科書についてはそちらで指示があると思いますが、NMRの理論の教科書としては ・スリクター 磁気共鳴の原理(シュプリンガー・フェアラーク東京) があります。こちらは式を追う勉強のための本です。 これらの中間的なものが欲しいということでしたら、化学系の書籍を探すのも一つの方法です。というのも、化学ではNMRがツールとしてよく使われていますので、使いこなしに重点をおいた書籍が多く出ているためです。 たとえば、 ・クラリッジ 有機化学のための高分解能NMRテクニック 講談社 などは図版が多いので、実験のイメージがつかみやすいでしょう。「有機化学のため」となっているため、液体系での話が多いのですが、(物理系ならば扱うであろう)固体系とも共通する話も含まれています。
お礼
お返事ありがとうございます。 何冊も例に挙げていただき助かります。 確かに物理で探すと堅い本がほとんどですね。ひとまず化学の方面で探してみたいと思います。 本当にありがとうございます。