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常温核融合について

常温核融合はかつて大騒ぎがあって、物理学上の大スキャンダルとしてけりがついたと思っていましたが、いまでも地道に研究がなされていることを知りました。 物理学の分野では常温核融合はどうゆう位置付けがされているのでしょうか。 キワモノ的存在それとも研究分野として可能性があるものなのでしょうか。

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  • Massy57
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回答No.1

酸化物超伝導が、実際に複数の人によって確認されるまでは、液体窒素温度での超伝導現象に関しては、IBMでの発表以降学会ではキワモノとみなされていました。常温核融合も同じことです。勿論酸化物超伝導が複数の人によって確認されるまでの時間が比較的短かった事に対し、常温核融合が時間がかかっているだけですよね。キワモノで終わるのか先駆者として評価されるのかは、単に結果しだいと思います。現在研究を続けている人は、先駆者としての名声ほしさの単なるノーベル賞マニア、キワモノとして冷ややかな目でみているのは、先駆者になるよりも世間体をきんしている小心者、一般には権威とよばれている人が多い、一切関心を持たない大多数の小市民研究者(ノーベル賞には無縁)と分類されるのでは。

ytrewq
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 やはり、現在の研究者の立場は難しいものがあるのかも知れませんね。 まわりも「夢のエネルギー」とはしゃいだり、キワモノとさげすんだりしないで、冷静に見る目が必要だと思います。

その他の回答 (1)

  • goma_2000
  • ベストアンサー率48% (62/129)
回答No.2

キワモノ的側面とまじめな側面があります。 キワモノ的側面 以前、ロシアの研究者の論文でハウスヒーティングに使用しているというのがありました。勿論、うそでしょうけどね。。。 まじめな側面 常温核融合とは、非常にエネルギーの低い領域での反応断面積に依存しています。これは、実験結果がほとんどなく、エネルギーの高い領域から外挿してきめています。しかし、実際に実験を行ってみると、(これが難しいらしいですね。一年やって数イベントしか起きないとか。。。)そうでもないっていう結果が得られてたりします。実際には、反応断面積が2桁近く変わるという報告もあるようです。 これがどういうことかというと、太陽内での水素→ヘリウム→...などの元素生成の流れが全く異なったものになる可能性があるということです。このような側面から常温核融合を研究している方たちも世界中にいます。 もう十年以上前になりますか、Phy.RevLetに「How Does Sun Shine?」って衝撃的なタイトルの論文がありました。

ytrewq
質問者

お礼

興味深い話題をありがとうございます。 わずかな速度であっても低い温度・圧力で元素生成が起こるとすれば、100億年を超える宇宙の時間のなかでは多くの物質が生成される可能性がありますね。

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