- ベストアンサー
アフィリエイト振込みがドルの場合、どのように記帳したらいいでしょうか
アフィリエイトの振込みがドルなんです。売上が発生した時(ドル)→外貨普通預金口座に振り込まれた時(ドル)→円普通預金口座に振り替えた時(円)、というお金の流れなんですが、これをどのように記帳したらいいのか悩んでいます。 しかもそれぞれのドル為替レートはバラバラです・・・ この流れを正規簿記で記帳した場合と簡易簿記で記帳した場合、それぞれのやり方を教えてくれませんでしょうか。どうぞよろしくお願い致します。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>1. 一番最初の回答に「外貨入金されたときの円換算金額と実際に円換金した額との差額(為替損益)を算出します」とありましたが、外貨入金されたときのドルではなく、ある程度まとまったドル(例えば売上3か月分のドル)を円普通預金に振替した場合、為替差益はどのように処理するのでしょうか。 ある程度まとまったドルを円普通預金に振り替え とは、つまり、外貨口座に入金されているものを 円普通口座に振り替えると言う事ですね。 外貨口座に入金されたときの円換算額と実際に円換金したときの差額(為替損益)として記帳します。 3か月分でも1ヶ月分でも処理は同じです。 3か月分の1件々の入金日は異なるでしょうが、 それぞれの円換算額を加算して、まとめて3か月分を円換金 した額との為替損益を換算して記帳すると言う事です。これで経理処理の帳尻が合います。 またドル入金分を円換算した場合、小数点以下の端数が出ますが、 取引銀行の処理方法に準じた端数処理で良いと思います。 新生銀行は四捨五入、シティバンクは切り捨てで 処理しています。 私は、すべて切り捨てで処理しましたが、どうやっても 最終的な円換金額が正確に計上されていれば良いと 聞いていますが、取引銀行に合わせるのが最も分かりやすいでしょう。 >2. 三回発生する記帳をどの帳簿にしたらいいのでしょうか。 会計ソフトからの入力なら、 すべて振り替え伝票から処理した方が良いと思います。振替伝票からなら、すべて同じ様式で 必要な帳簿には自動的に記帳されるはずです。 私の場合。取引(現金の出し入れも含めて)すべて振替伝票からの入力以外使用していません。 >売上げ発生時 → 売掛帳 入金時に差益発生時 → 売掛帳 円普通預金に振替した際の為替差損発生時 → 預金出納帳 振替伝票からの入力なら 簿記の様式そのものなので一番分かりやすいと思います。 >「預金出納帳は通帳とまったく同じじゃないとダメ」と 預金出納帳と通帳は同じでなければなりませんが、 ドル入金などがあった場合、全く同じにする事が出来ません。 差損益処理の部分やドルの利息などの処理など説明出来るようにしておけばOKです。
その他の回答 (4)
- ichimoku
- ベストアンサー率60% (105/175)
下記通達を要約すると、以下のようになります。 所得税基本通達 (外貨建取引の円換算) 57の3-2 http://www.nta.go.jp/category/tutatu/kihon/syotok/11a/01.htm ■所得税法第57条の3とは・・・ 所得税法 (外貨建取引の換算) 第五十七条の三 居住者が、外貨建取引を行つた場合には、当該外貨建取引の金額の 円換算額は当該外貨建取引を行つた時における外国為替の売買相場により換算した 金額として、その者の各年分の各種所得の金額を計算するものとする。 所得税法上、外貨建取引の円換算は、その取引を行ったときの売買相場ですよと いうことです。 ■対顧客直物電信売相場(以下57の3-7までにおいて「電信売相場」という。)と 対顧客直物電信買相場(以下57の3-7までにおいて「電信買相場」という。)の 仲値(以下57の3-7までにおいて「電信売買相場の仲値」という。)による。 ・・・とは 要は、基本的にTTM(電信売買相場の仲値)で換算してくださいということ。 ■但書き(8行目以降)・・・ 継続適用を条件として、 売上その他の収入又は資産→TTB(電信買相場) 仕入その他の経費又は負債→TTS(電信売相場) というように、換算してもいいですよということです。 ■(注)2について・・・ 継続適用を条件として、次のような方法も使用できます。 (1)前月や前週の末日、あるいは、当月や当週の初日の TTB、TTS、TTMで換算する。 (2)前月や前週のTTB、TTS、TTMの各平均値で換算する。
- recsa
- ベストアンサー率53% (25/47)
>売上げが発生した時点のTTBレートと外貨普通預金口座に売上げが振り込まれた時点のTTBレートが今となっては分かりません。 その日のTTBレートは取引銀行で確認出来ます。 >実際に円換金した金額のみで処理してしまっては問題ありですかね?(ありですよね・・・) 記帳の義務がないのなら、それで良いですが、 記帳される訳ですから、為替損益分の記帳処理、 すなわち雑所得の算出が必要になります。 >また、為替損益の処理の仕方もよく分かりません。差益あるいは差損になった場合、円普通預金の残高が通帳とはズレていくと思うのですが、その埋め合わせはどのようにするのでしょうか。 その穴埋めを為替損益の処理で行います。 為替関係の経理の方法は市販の経理本にも掲載されていたりしますし、 ネット上でもしばしば見かけます。 主に輸出入企業が為替の経理処理をしていますので その関係の書物にも詳しく書かれています。 ちょっとだけ例を上げておきますね。 日本円で100万円の売上げ時 1、売上げ発生時 借り方 貸し方 売掛金 売上高 100 100 2、入金時に差益発生時 レート換算で110万円になったとします 借り方 貸し方 銀行口座 売掛金 110 100 為替差益 10 3、入金時に為替差損発生時 レート換算で90万円になったとします 借り方 貸し方 銀行口座 売掛金 90 100 為替差損 10 途中円換金した場合や年末の処理も、そのときの為替損益に合わせて同様な処理を行います。
補足
分かりやすいご説明ありがとうございました。 もう2点質問させてください。的外れの質問で答えようがなかったらスルーしてくださいませ。 1. 一番最初の回答に「外貨入金されたときの円換算金額と実際に円換金した額との差額(為替損益)を算出します」とありましたが、外貨入金されたときのドルではなく、ある程度まとまったドル(例えば売上3か月分のドル)を円普通預金に振替した場合、為替差益はどのように処理するのでしょうか。 2. 三回発生する記帳をどの帳簿にしたらいいのでしょうか。 売上げ発生時 → 売掛帳 入金時に差益発生時 → 売掛帳 円普通預金に振替した際の為替差損発生時 → 預金出納帳 「預金出納帳は通帳とまったく同じじゃないとダメ」と認識しているので(認識違いでしたらご指摘くださいませ)このような流れになったのですが問題ないでしょうか。 ちなみに私は「やよいの青色申告」を使っています。
- ichimoku
- ベストアンサー率60% (105/175)
円換算の方法については、下記のように取り扱われております。 所得税基本通達 (外貨建取引の円換算) 57の3-2 http://www.nta.go.jp/category/tutatu/kihon/syotok/11a/01.htm 法人税基本通達 (外貨建取引及び発生時換算法の円換算) 13の2-1-2 http://www.nta.go.jp/category/tutatu/kihon/houjin/13_2/13_2_01.htm
補足
どうもありがとうございます。残念ですが、リンク先の文章が全く理解できないです・・・ もっと平易な文章だとありがたいです・・・
- recsa
- ベストアンサー率53% (25/47)
売上げが発生した時点、 その日のレートで円換算して売掛金として計上します。 どのレートを用いるか?明確な取り決めはありませんので取引銀行のTTBレートで良いと思います。 その後外貨普通預金口座に売上げが振り込まれた時点で 同じように、その日のTTBレートで円換算します。 そして売掛金との差額を算出します。 これが為替損益です。差益になるか?差損になるか? です。 その後円換金した場合も同様な処理になります。 外貨入金されたときの円換算金額と実際に円換金した額との差額(為替損益)を算出します 尚円換金せずに外貨のまま年を越した場合には、 年末のTTBレートで外貨分を再計算して、 口座入金時の円換算額との為替損益を算出します。 何年にも渡り外貨のまま保有した場合には、 毎年年末に再計算して申告する事になります。
補足
どうもありがとうございます。かなり面倒な処理になりそうですね。 売上げが発生した時点のTTBレートと外貨普通預金口座に売上げが振り込まれた時点のTTBレートが今となっては分かりません。 実際に円換金した金額のみで処理してしまっては問題ありですかね?(ありですよね・・・) また、為替損益の処理の仕方もよく分かりません。差益あるいは差損になった場合、円普通預金の残高が通帳とはズレていくと思うのですが、その埋め合わせはどのようにするのでしょうか。 的を得ない質問だと思いますが、よろしくお願い致します。
お礼
分かりやすく説明して頂いてどうもありがとうございました。お陰さまで私にも理解できました。