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動物の肩関節脱臼
私はヒトの肩関節疾患を中心に研究してます。ヒトの肩関節はもっとも脱臼しやすい関節であり、一度脱臼すると高率に反復性に移行する事が解っています。 調べ物をしていて疑問に思ったのですが、四ッ足の動物とヒトとでは肩関節の機能は荷重関節であると言う点でかなり違うと思うのですが、骨格標本を見る限り、肩甲骨臼蓋と上腕骨頭の関節被覆率はヒトとそれ程大差ないように思います。これらの動物でも肩は脱臼の起こりやすい関節なのでしょうか。また、脱臼が起こるとやはり再発しやすいのでしょうか?ヒトほど脱臼が問題にならないのなら、骨格では解らない、筋肉などでヒトと違った(脱臼を起こしにくくするような)特徴があるのでしょうか? ちょっと調べたところ、犬では反復性脱臼という病名もあるようですが、例えばウシや爬虫類、鳥類などではどうなのでしょうか?これらの動物にとっては脱臼が致命的なけがである事は間違いないと思うのですが、自然界ではどうしているのでしょうか。サルなど、ヒトに近い動物の情報でもかまいません。また、詳しいサイトがあれば教えて頂けないでしょうか? 分かる範囲で結構ですので、どなたかご教授お願い申し上げます。 もしもカテ違いならご指摘ください。
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- 久保 泰臣(@omi3_)
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回答No.1
猿を思い浮かべれば、肩や股関節の問題が見えてきます。 人も数十万年前は、樹上生活をしていたので、 肩や股関節を引っ張ることは多くても、 押すことは少なかったはずです。 脱臼してしまうのは、 脱臼することが淘汰の要素ではなかったからです。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 荷重よりも牽引力に対する抗力を重視し、脱臼するリスクよりも機能を重視した結果、脱臼しやすい構造となった、ということでしょうか。そうするとヒトの肩は動物中でもっともはずれやすい、と言う事になってしまいますかね。