靖国参拝の是非は、この問題一点だけのメリット、デメリットの問題ではなくもっと多角的に考えいくべきです。今までの外務省を始め,政府の対中国外交はまったくの無為無策でありました。絶えず相手の顔色を窺い、土下座外交と言っても過言ではありません。その代表的なものに教科書歴史認識問題の近隣諸国配慮事項があります。これは中国や韓国、北朝鮮の気に入る記述にしなければならないと言うひどいもので、どこの国の教科書かわからないものにして、ひいては事実を書けない教科書ということになりました。
その他思いつくままに並び立てると次のような理不尽なものがあります。
1、瀋陽総領事館北朝鮮人亡命者駆け込み事件
総領事館の敷地内に無断で足を踏み入れた事について、日本の中国大使 館および阿南惟茂大使の事件への対応を巡り批判、問題が発生。
2.尖閣列島領有主張
海上保安庁は、かつて魚釣島に仮設ヘリポートを設置していたが、中国 政府の抗議により撤去。
大連の日本人学校宛ての教科書を無断で開封し地図帳を押収。尖閣列島 の日本領土境界を問題にした。
3.東シナ海ガス田
本格的な量産に入ったとの報に日本政府の問い合わせには碌に回答がな い。また二階媚中相は日本側に掘削許可を出さない。実際は後難を恐れ ているのでしょう。典型的な顔色窺い外交です。
4.北朝鮮工作船引き上げでの法外な金銭支払い
これ以外にもODA問題にたいしての無理難題、毒ガス処理費の水増し請求などまだまだ山積しています。このように日本人は相手志向の民族性のせいかすべて譲ってきました。どれひとつをとっても本気で立ち向かえば国際紛争になりかねない問題ではないでしょうか。
靖国問題も重要な一つの問題です。この問題を含めて紛争や武力衝突になりにくいのはどれですか。
そうですね、靖国問題ですね。これは純粋な内政問題ですからね。
中国は南沙諸島で武力行使がありべトナムの船を沈めたことがありますが、まさか靖国神社にミサイルを撃ち込むことはしないでしょう。この問題だけは譲ってはいけなのです。
最近の内政干渉では中国大阪総領事がわざわざ鳥取県庁に出向き台湾の友好団体との交流に意義を唱えました。政治だけでなく民事まで介入してきます。岡山に今は名前を変えているかも知れませんが、中国銀行がありまた。この呼称について中国という文字をつけるのはけしからんといちゃもんをつけましたね。本当にばからしいことですが大日本○○会社と名前をつけてあれば生意気だといちゃもんをつけました。大の字が気に食わないのです。このように何を言い出すか、何をしでかすかわからない相手です。
例え靖国で譲歩しても仲がよくなるとは考えられません。アメリカの論評もこのように言っています。
次の要求はおそらく尖閣列島でしょう。これに味をしめれば西表島、八重山諸島です。ついには天皇退位です。冗談ではありません。本気で言ってくる国です。
戦後歴代の首相で中国にさからった者はいません。小泉首相だけが靖国問題でさからいました。靖国だけです。かわいいものです。小泉首相も次の首相も靖国参拝をすること自体がメリットになるのです。そして周りの者は大騒ぎしないことです。国民が大騒ぎしているのを見て喜ぶのは中国と韓国だけです。政治問題になればなるほど一番喜ぶものはコキントウです。
彼は中国人民の心を傷つけると言いますが、これほどの嘘はありません。一般人民はよほどマインドコントロールされている者を除いては靖国とは何のことかわかっていません。靖国批判は政府が作った国策に過ぎないのです。
もう一回繰り返しますが広い視野で、多角的な観点から見ていきましょう。最後に「相手の嫌がるとはしない方がよい」小学生相手の道徳教育ではないのです。
お礼
一番わかりやすいメリットは遺族会の票くらいですかねぇ。ほかは正直言って取るに足りないメリットかと。 内政的には参拝でもいいかもしれないけど、外交的には戦略眼の欠如を感じます。