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為替相場と経済関係に関することで。
とある公務員試験問題集の中の問題の解説で、「円高になると日本企業の生産拠点が人件費の安価な海外に移転することになるため、産業の空洞化が進展しやすい」ということが書いてありました。 ですが、私があいにく経済分野を苦手としており、なぜ円高になると海外に移転するのかが良くわかりません。人件費の安価な場所はいろいろとあるでしょうから、別に円安円高に関係なく海外を拠点とすればいいような気がします。 どなたかわかりやすく解説していただけないでしょうか?
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- aruminium
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回答No.1
例えば、1ドル100円が1ドル50円になったとき、50円円高になったといえます(円の価値が上昇しているので) この状態ですと、日本から外国に物を売った場合、仮に100ドルのものですと、今までは10000円で売れていたのが、5000円でしか売れないことになります。単純に考えて半分しか儲かりません。 逆に海外から日本に商品を売った場合、仮に10000円で売ったとすると、今までは100ドルで売れたものを、200ドルで買い取ってくれるわけです。利益は倍になります。 つまり、円高の状態では、日本から外国に売るより、外国で作ったほうが利益を得やすくなるのです。 まあ、詳しくは下記を参照してください