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酸化剤としての過酸化水素の効果(2)

過マンガン酸カリウム等の強力な酸化剤が無い、酸性溶液中で、過酸化水素は酸化剤として働くと認識しております。 その際、よく硫酸酸性中と言う記載が教科書等でありますが、pHで言うとどれくらいの酸性溶液中を指しているのでしょうか? また、液を酸性にする際、燐酸・酢酸を使用した場合、過酸化水素の酸化剤としての機能は変化しないのでしょうか? ちなみに酸化しようとしている対象は、Sn(II)→Sn(IV)です。

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  • tom11
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回答No.1

こんにちは、 過酸化水素の酸化還元反応の式を見ると [H2O2]+2*[H+]+2*e=2*[H2O] になるので、酸は過酸化水素のモル数の2倍あれば 良いような感じがします。 しかし、 通常分析に使う時は、大過剰にするのが一般的だと思います。 pHでは、判断しない方がいいと思います。 [Sn4+]+2*e=[Sn2+] 量論式は [H2O2]+2*[H+]+[Sn2+]=[Sn4+]+2*[H2O] になるのかな。 昔、実験で、[Fe+2]を[Fe+3]に、過酸化水素で、 酸化した事ありますが、 硫酸をどぼっと入れて、過酸化水素徐々に 入れて、酸化した記憶があります。 結構、激しい反応でした。 定量分析でなかったので、こんな操作をしましたが もちろん、酸は安いしね。

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