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酒粕の種類の違いは?
スーパーなどに行くと,いろいろな種類の酒粕を売っています。 板状,ペースト状,白いもの,茶色いもの・・・・等。 それらのものは,どこが違うのでしょうか?。 ご存知の方がありましたら,教えてください。
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酒粕には形状も違いますが、値段もいろいろだと思います。普通は、板状のものが多いですが、これは、酒を絞る時に、機械にかけて絞ると、粕が板状に残ります。これ小さく切って商品にしてあります。昔からあるもので、粕汁や焼いて食べます。 ペースト状のものは、汁に入れた時に溶けやすいように商品として加工してあるものもあります。 また、色の違いは、元になる清酒の濾過の状態によって、絞りかすである酒粕の色も若干違ってきますね。 地方によっては、酒粕を粕漬け用に加工して、野菜を漬けるだけにして売っている所もあり、これは少し茶色がかっている事もあります。 清酒が普通酒、純米や吟醸、大吟醸というように、沢山の種類が製造されているのに比例して、酒粕にもいろんな種類が出ていているのです。 特に、吟醸、大吟醸の酒粕は、米をぎりぎりまで精米して造られたお酒の残り粕で、米の中心の一番あっさりした所だけでできていますので、酒粕そのままで食べても、美味ですね。また、吟醸酒あたりになりますと、搾る時に、最後の最後まで搾らず、したたり落ちる所だけを、酒として製品化してしまうので、まだまだ飲める酒が残っている状態の粕になり、柔らかくて最上級品の酒粕として、酒蔵でしか手に入らないものもあります。 値段も300g、100円程度の安売り品から、500円以上するものもあり、好みで買われたら良いとは思いますが、ある程度値段を出された方が、風味も良く、味もまろやかで、良い物が多いですね。 残りは、きっちりと密封して、冷凍保存が最適です。
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- tarepanda009
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#1に補足ということで。 搾ってすぐの新かすを半年くらいさらに発酵させたものを練りかすといい、漬物に使ったりします。今頃でてくるもので茶色の濃いものはたぶんこれです。
お礼
くわしく教えていただいて,ありがとうございます。 どれも同じかなと思っていたのですが,作り方などいろいろ違うのですね。 とてもよくわかりました。
お礼
とても詳しい説明で,よく分かりました。 一度吟醸酒の酒粕を食べてみたいです。 ありがとうございました。