電気料金上昇と電力会社について
将来的な電気料金の上昇に伴って電力供給を担う会社はどう影響を受けるでしょうか?
再生エネルギー買取・導入によるサーチャージ分の電力価格上昇はそこそこ大きいと思います。
ドイツは2000年から現在までで電気料金が倍になっていますが、これは燃料費の上昇もあるでしょうが、再生エネルギー買い取り・導入による上昇分も含まれていると思います。
このサーチャージ分は送配電線(電力系統)を使用した電力の需給(融通)でかかってくるので、もし、このサーチャージ分が異常に高くなった場合、企業や家庭は自家発電に走るのではないでしょうか?
現状は自家発電を行うより、電力会社から電気を買うほうが安く済みますが、もし、電力会社から電気を買うより、自前で発電設備を設置し、発電したほうが安い状況になった時、電力会社の電気は売れなくなりませんか?
自家発電設備故障時、災害時など、緊急的な電力相互融通が必要な状況のために契約は残すとは思いますが、契約はつながっているが電気が全く売れないという状況なら、電力会社は倒産してしまいますよね?
そのときは国有化になるんでしょうか?