- ベストアンサー
『送らさせて』って丁寧語?
今オークションで買い物をして、その方とメールのやり取りをしているのところです。 FAXを送りますよって言う意味で丁寧語のつもりで『FAXを送らさせていただきます。』と入力しようとしても、Ime-98がこのように変換してくれません。送らせていただきます。でもだめでした。全部、後らさせて、遅らさせて、しか漢字が入っている奴がありません。こんな日本語はないのでしょうか?ないとすればFAXを送りますよって意味の文を丁寧語で言う場合なんと言えば良いのでしょうか?どなたか、丁寧語をうまく駆使できている方教えていただけますでしょうか? よろしくお願いします。
- みんなの回答 (10)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
丁寧語なら「送ります」です。 これでは丁寧なだけですので、相手を持ち上げるか、自分が謙る必要があります。 そのためには「お送りいたします」と言う必要があります。これを謙譲語といいます。 「~させていただきます」を謙譲の表現として使うこともありますが、根強い異論がありますので使わない方が無難です。 以下ややこしいです。 「させる(せる)」は使役といって他人にある行為を強制したり許可したりすることを表します。 「~していただく」というのは「~してもらう」の謙譲語で一種の受身表現です。(「もらう」は「受ける」に通じます。) 「させていただく」は使役+受身で「プラマイゼロ」なのですが、それなら最初からなくても困らないのです。(be satisfied)=満足させられる=満足する と同じ理屈です。 もちろん「いただく」の持つ意味が重要な場合は「させていただく」を使えばよいと思います。「それではお言葉に甘えて…」に続く場合などですね。 そして「させる」ですが全く同じ意味の「せる」という単語があります。違いは上に来る単語です。 「送る」の場合は「せる」です。「送る」を「送ら」と活用させて「せる」を付けるのです。「送らせる」 「話す」の場合も「せる」です。「話す」を「話さ」と活用させて「せる」を付けます。「話させる」 「食べる」の場合は「させる」です。「食べる」を「食べ」と活用させて「させる」を付けるのです。「食べさせる」 「話させる」は「話さ+せる」であって「食べさせる」は「食べ+させる」なのですが、この辺りの混同が「送らさせて…」という誤用を生んだのではないかと思います。 以上が#5でsesameさんがおっしゃている 「送る」は四段活用なので使役に「~させる」は付かない ということの詳細です。 (現代語は四段活用ではなく五段活用ですが) さらに… 「遅らさせる」は「遅らす」を「遅らさ」と活用させて「せる」をつけたものなので誤用ではありません。 意味としては「遅らせるように強制する」あるいは「遅らせることを許可する」といったところでしょうか。
その他の回答 (9)
- awazo
- ベストアンサー率28% (36/127)
言葉は、正しいかどうかよりも、受け取った人がどういう気持ちになるかで、適否が決まります。 ことば遊びのためなら別ですが、あまり理屈を考えない方がややこしくならないでしょう。 丁寧語という言葉は元来ないのです。 この場合なら、「FAX送ります」で十分でしょう。 少し丁寧に言いたければ「FAXをお送りします」ぐらいでしょう。 あなたが受け取ったとき、腹が立ちますか? それで決まりです。 それよりも、「FAX送ります」で相手を待たせるより、送ってから「FAX送りました、ご覧下さい」といきたいところでしょうか。
お礼
確かに「FAX送ります」ますより「FAX送りました、ご覧下さい」っていう感じで事後承諾の方がいいんですね
- kawakawa
- ベストアンサー率41% (1452/3497)
mias2000さんは関西圏の方ですよネ。 「送らさせて頂きますよってに」 「送らさしてもらいます」 大阪弁では,やや年配の方にとって,正式な丁寧語ですからネ。 日本語にない表現ということはありません。 れっきとした伝統的な大阪弁の用法ですからネ。 ただ,標準語という範疇でみると都合が悪いようですネ。 「お送りいたします」程度の文で十分ですよネ。 以上kawakawaでした
補足
え?関西圏じゃないんですよ。ずっと東京です。あっちでは普通なんですか? じゃあATOKの関西弁バージョンでは変換できるんですかね。 これを見ていただくほかの回答者の方にもお礼代わりに言いたいのですが、日本語が使えないであまりにも恥ずかしいので、萩野 貞樹 産能大学教授のみなさん これが敬語ですよって言う本をかってみました。みなさんありがとうございました。
- jayhawks
- ベストアンサー率31% (21/66)
めちゃめちゃ難しい問題ですね。 回答しようと思ったら自分の書いた事と同じ内容が並んでいるじゃないですか(笑) >「させていただく」は使役+受身で「プラマイゼロ」なのですが、それなら最初>からなくても困らないのです。(be satisfied)=満足させられる=満足する> と同じ理屈です。 #7さんに反論するわけではありませんが、「~させていただく」は、動作の主体が主体以外の人物の許可を得て「~」という行為を行う、という意味を言外にもつ言い回しですから、単純に使役+受身だからプラマイ0というのは、乱暴かと思います。「お~いたします」と比べれば、より相手との関係を重視した表現と解釈できないでしょうか。 相手あっての敬語表現なのですから、「お送りいたします」と「送らせていただきます」のどちらが自分の感性にピタッとくるかで使い分けられてはいかがですか。 どちらもちゃんとした日本語です。 ご参考になれば幸いです。
お礼
え?、「お送りいたします」と「送らせていただきます」でもいいんですか?実は#7さんにお礼を書き終えて戻ったらjayhawksさんの回答が来ていました。日本語って難しいです。情けないです。本当に。大学生にもなって。でもこれでもうちのクラスではまだまともな方なんですよ!!、、、、、いい訳です。これから歯科医になり開業を目指す事において勉強以外に必要な事がわかりました。 私の彼女は本気で『人生の節目』を『人生の割れ目』といっていました。きっと彼女には今まで付き合ってきた子の2倍手間とお金がかかることでしょう。 ありがとうございました。
- ogx
- ベストアンサー率25% (32/125)
「送らさせて……」というのは間違いです。 「送らせていただきます」が正解です。ATOK でも簡単に出ました。 mias2000 さんは IME として何を使っていますか。
お礼
IME98です。『送らせていただきます』も出ません。よって辞書に登録して使っています。
- sesame
- ベストアンサー率49% (1127/2292)
丁寧語かどうか以前に、「送らさせていただきます」という言い方は日本語にありません。 (「送る」は四段活用なので使役に「~させる」は付かない) 「送らせていただきます」という言い方ならします。 ですが敬語でいうなら「お送りいたします」の方が正式で礼に適っているのではないでしょうか。 ちなみに丁寧語ではなく謙譲語です。
お礼
ありがとうございます。どうも敬語、丁寧語、謙譲語のちがいがよくわかっていないみたいで、、、、あーーなんで中学校の国語の授業をまじめにやらなかったんでしょう。あのころは一番必要がない授業だと思っていたんですけど、必要だったんですね。先生の顔が思い浮かびます。授業で覚えている事は、人との待ち合わせに遅刻したときに使っているいい訳の『春眠暁を覚えず』です。春以外にも使っています。「今は冬だよ」って言われると「私、頭の中、一年中春なの」って言っています。
こんばんは。文法は余り詳しくないのですが^^;。 IME2000では「送らせていただく」は、ちゃんと変換できました。「送ら<さ>せていただく」はダメでした。 もともと「~させていただく」と言う使い方には違和感を感じてまして。なんというか、必要以上にへりくだった感じがするものですから。 もっとシンプルに「お送りいたします」――ぐらいでいいんじゃないですかね?FAXだったら「送信いたします」かな。どうなんでしょう。 参考になれば幸いです。
お礼
私もいつも違和感を感じつつ使っていました。でも2000で変換できるようになっているという事は、なにも感じなく使っている人が増えてきたという事なんでしょうか?
- asuca
- ベストアンサー率47% (11786/24626)
「おくらさせて」はATOKでも出ません。 「送らせていただく」もしくは「お送りさせていただく」の使い方が正しいのではないのでしょうか。
お礼
ATOKでも無理ですよね、やっぱり。私もATOKの14で試してみました。
送らせてもらいます。っていいんじゃないのかな? 私のは、日本語でおくらせてもらいます。とかおくらせていただきます。と入力しても出ます。日常、だいたい送らせていただきますとか、送らせてもらいます。って丁寧語で使われていると思います。
お礼
そうですね。それも良い感じが出ていますね。ありがとうございました。
- asuca
- ベストアンサー率47% (11786/24626)
FAXをお送りさせて頂きます。 で良いのではないかと思います。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ややこしいです。難しいです。恥ずかしいです。こんなに丁寧に書いていただいているのに、理解できなくて。学校の先生ですか?ご教授ありがとうございました。現在、神奈川の歯学部生です。よく学校の教授が『君達は日本語が不自由だから、説明しづらい』とか『君達は頭の中でわかっていてもそれを文章にできない』とかよく仰っています。こんなことじゃ患者様も嫌ですよね、、、もっと本を読みます。ごめんなさい