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中性子散乱に関するお薦めの参考書を教えてください
ガラス状態に関する研究をしている大学院生です. 論文を読む際,中性子散乱についての記述がたまにでてくるので勉強したいと思っています. 具体的には,静的構造因子や動的構造因子,中間散乱関数(のグラフ)から どんなことがわかるのか,その物理的な意味が知りたいのですが, 何か良い参考図書になる本はありますでしょうか.ご教示ください.
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- u-kid
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回答No.1
ずっと以前に中性子散乱を研究手段として使っている研究室で学生時代を過ごした者です。なかなか教科書が少ない分野で、日本語では 星埜禎男(責任編集):実験物理学講座22-中性子回折、共立出版(1976) が代表でしょうか。絶版になっているようですので古書店で探すことになりますが。他にアマゾンの洋書で、neutron scatteringで検索すると何件か引っかかって来ますが、読んだことのない本ですので評価は差し控えます。 X線散乱でも静的構造因子については測定されていますので、回折・散乱現象の基礎から勉強されるのも良いかと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます. 教えてくださった本は,たしか大学の図書館にあったかと思いますので,もう一度見てみます. X線散乱であればいろいろな本がありますね. おっしゃる通り基礎がほとんどわかっていないので…物理学の教科書レベルの回折/散乱から勉強しようと思います.