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民主化以前のモンゴルについて教えてください
民主化以前のモンゴルの方が、現在より社会制度なども整っていて経済 格差も小さかったようですが、 (1)社会主義時代に、どうして旧ソ連はモンゴルに経済援助をしていたのですか?(具体的にどういう経済援助をしていたのですか?) (2)社会システムなど民主化前後とはどう違うのですか?
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1、石油や食料国家的なインフラ整備を提供していました。 理由は共産主義国家を世界中に広げるためです。一時期世界共産党という組織を使い(コミンテルン)経済援助と軍事支援を条件に対資本主義に負けない大きなグループを作ろうとしました。世界派遣を目指したものです。しかし本国が経済破綻をしていたため結局は崩壊してしまいました。 2、民主化後は今まで頼りきっていたソ連からの資金援助はなくなったため、社会システムの再構築を迫られ福祉面や教育面等試行錯誤が続いてます。ただし、自分たちの国は自分たちの手で作りたいという希望や情熱があり今は経済が潤ってきていますので諸外国のシステムを手本にオリジナルのシステム構築をしています。 社会制度が整っているというのは社会主義国では最低ラインの話です。 抑圧された民衆は疲弊し労働意欲もなくしていました。 共産主義の原点は万人が平等ですが資本主義では格差は悪ではありません。能力のある人間が本来の力を発揮すれば報われるというシステムなので一部の都市部では活発な経済活動が見られます。 ちなみになぜモンゴルを援助していたのかは地理的な条件で対中国戦になったときの前線にしようとしていたため軍の施設があったりミサイル基地も作られていました。 ジンギスカンの血脈が流れている民族ですから外国の支配を受けることには我慢できなかったのでしょうね。 ちなみに民主化されたモンゴルの経済成長率は他の発展途上国の中ではずば抜けており今後も発展して行くことが確約されています。
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