結論から言うと、バッチリあります。残念な話ですが…
実名を挙げると多方面の方々に悪影響を及ぼしますので匿名で概略だけをお話しますと、某特定遊戯用品の中古買取・販売店はフランチャイルズ制を採用してここ数年で全国に展開しています(くれぐれも言っておきますが、清水国明さんがCMをやっているアソコではありません。特定遊戯用品です、念のため)が…当のフランチャイルズ店の店長や同業者などの話を聞いてみると「開店準備金として親会社に前払い(かなり高額…実は違法な割合)しなければならない」「1ヶ月の売り上げのαパーセント(実はこれも違法な割合)を毎月収めなければならない」「1回契約したらむこう3年は解約できない」「契約から3年経たない契約破棄には違約金が発生する」「買取のための資金を融資する(まだ儲けようという魂胆…金利も違法スレスレ)」…などなど。
反面知人で店舗を出せそうな事業主がいたら、紹介すればいくらかの特典が与えられる、とあるそうですが、当然設けるために店舗を出している事業者の皆さんは設けることなどできず、店を3年維持できずに親会社に買い叩かれて直営店化する…と。
こうすれば親会社は胡坐をかいて儲けながら新たに事業が展開できるというカラクリです。実際あるFC店店長は1年で1億の借金を作ってしまいました…私に言わせればただのマヌケです。
このお店の情報を聞いて「ナンだよ、ネズミ講じゃないか」と誰でも思いそうなものですが、それでも簡単に引っかかってしまう人がいるようでして…親会社がしっかり説明会を開いて説明しているにもかかわらず契約してしまうのだから不思議です。
どこもかしこもネズミ講、と思ったら何もできません。見分け方としては
<ここ2・3年あからさまに店舗数を増やしてきた>…レベル6
<FC説明会で「紹介制」を提示する>…レベル8
<説明が曖昧でよく分からない、それ以前にFC説明会すら開かない>…レベル10
(以上10段階)
で警戒したほうが良いでしょう。
結局レッテルや肩書きより態度や実績をキッチリ見極める必要があるということです。