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何故少年は少女より軽く見られるのか?
高2女子です。 社会学系の本を読んでると気付くのですが 少女期や女子高生というカテゴリで悩みや生き方を考察しても 少年や男子高校生というカテゴリで見られる事が極端に少ない気がします。 (そもそも女子高生とは言っても男子高生とは言わないですよね?) 人間的には皆平等だと言っても社会的に女子高生(中学生)と同世代の 男子への目線は明らかに差がある気がします。 こういった現象は日本特有なのでしょうか? また少年達は同世代の女子が社会的に自分達より高い価値を置かれている事についてどういう感想を抱いているのでしょうか?
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- leo-ultra
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>人間的には皆平等だと言っても 質問者は高校2年生ですか。学校では「男女平等」と教えるかもしれませんが、悲しいかな日本は、いや世界は依然として今でも「男性中心の社会」なのです。 #1さんが言うように「女子高生」と冠すると本がすごく売れるかもしれませんが、それを買うのは主に男性だと思います。でもそれは社会全体が注目しているように書かれるのです。 20才代や30才代の女性(貴方から見てだいぶ大人の女性)は、「女子高生」というものに過度な注目はするとは思えません。 やはり男性中心の社会だからこそ、その対象である女性は“若いこと”に異常に価値がおかれているのです。なにも知らない16歳の女子高生より、30歳過ぎた女性の方がいろいろなことを知っているし、しっかりとした考えを持っていて、当然かっこいいわけですが、日本では「おばちゃん」より「女子高生」が尊ばれるわけです。 逆に男性は若いということは尊ばれません。むしろ、ある程度歳をとっていろいろなことを知っている方が尊ばれる構図です。 そうすると、なんにも知らない男子高校生はまだ修行中の身として”低く”見られるのです。
- popesyu
- ベストアンサー率36% (1782/4883)
色々な観点から考えることのできる面白いテーマだと思います。 1.研究対象として面白いから そもそも研究する側に男が多い(これは別に社会学の分野に限らず社会に出たら全般的にそう)というのが大きいのではないかなと。改めて自身の青春時代のこっぱずかしい思い出を穿り返すのはやはり恥ずかしいとかもあるでしょうしw 2.購買力があるから 平均的な男子高生も女子高生も、収入は似たようなものでしょうが、その使い方や使い道が女子の方が派手だったり、あるいは男の方が女に追従しがちだとかそういう面から、企業の論理から考えればマーケティング対象としてはそちらの方がより有望な訳で、何をするにもお金がまわってきやすい。 3.そもそも男社会"だった"から でこれは1と2に深く関わる事で、というか根本的なところはここになると思いますが、女性の力が強くなったのは戦後になってからです。それまでは男が中心で男による男のための男の社会でした。 ※というのがフェミニスト的な見解ですが、この指摘は大部分的をえていると思います。 現代になってようやく女にも人権が認められ、社会の構成員の一員として参加するようになったからこそ、研究が始まったということでしょう。 でより分かりやすく例えると、社会の仕組みの隅々までが男のための物になっています。これは最早無意識のレベルまで達しているので、あまり敢えて気付くようなことでもありません。これは右利きの人を前提に全て作られている社会と同じようなもんです。ちょっと意識して身の回りを見回してみみれば、全てが右利きの人が使い易いようにデザインされているというのが分かると思います。例えばドアのノブの位置とか、電話機とか、左から右に書くようになっているノートだとか。 ところが現代になって敢えて左利きの人用の商品が作られてきたりしてますよね? これはまぁ広く言えば人権的な意識の芽生えでもあるし、社会にそれだけ余裕が出来たからというのもあるでしょう。 そして左利きに対するマーケティングだったり研究は行われることはあっても、今更右利きの人が使い易いような商品に対する研究は行われるはずもないということです。この右利きを「男」に左利きを「女」に置き換えてみたようなことが起きているというようなことだと思います。 こういった現象を価値が高いというのかどうかはちょっと疑問ですが、まぁ男子高生より、女子高生の方が主役という感じはしますねぇ。ただこれが社会に出ると逆転してしまうわけで。特に日本ではまだまだ何のかんの言って格差があります。女子高生や女子大生がそれだけで(男子高生や男子大生なんかとは比較にならないほど)商品価値として認められていること以上に、社会に出てしまえばそれが逆転してしまうということを男も(女も)知っているのではないかなと。ですので感想としては特に何もないでしょう。少なくとも私の場合はそうでしたし、私の周りもそうでした。
お礼
回答ありがとうございます。 1.について。 社会学は男性が多い様ですが心理学は女性の方が多いのではないでしょうか? しかし、女性研究者も同じで少女の心理を研究しても 少年の心理や社会的な位置をテーマとして 取り上げることが殆どない気がします。 2. 広告業界がF1層?の女性をもっともターゲットにする と聞いたことがありますがそれの延長戦という事でしょうか。 しかし周りを見ていると高校生の男女でお金の使う額に そう違いはない気がします。 3. 男社会だとすれば尚更同性を何故語らない、研究しない のが不思議なんです。
- kokoreko
- ベストアンサー率29% (79/267)
回答とは少しそれますが 男の魅力=見た目より価値観、判断力、社会的地位などで、若いうちはあまり社会的に影響しない。 女の場合=若さ、見た目に圧倒的な価値があり,社会的な影響力もある。(社会的な影響力のある中年男性を特にひきつける。) そして女性の魅力のピークと判断力、経験のピークとがあまりにも時間的に離れているのが根本的な問題化と。 また、根本的な性差があり 男の問題=個別的 女の問題=全タイ的 ちょとまとまってなくてごめんなさい いいたいことは うわべの(女性)のピークと内面(人間)の ピークが時間的な差がアル。といいたいのです。
お礼
回答ありがとうございます。 その理論だとファッション誌やグラビア等で 「女子高生」がブランド化され持ち上げられたり 少女に価値が置かれているのは理解できます。 しかしそういった性的価値等全く関係ない、 カテゴリでも少女期に重きが置かれていると強く感じるのです。 また少女期が重要性を帯びているとしても 少年期を語らない理由にはならないと思うのです。 これはどうして起こるのでしょうか? もし少年期の心理について語った本があったら知りたいです。 授業では男性女性まとめて青年期として習いますが それでは自分の感じている疑問の解決にはならないので・・・・
- jasko
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「女子高生」と「冠」することで 本が売れるからではないでしょうか。 話題性があると最近の社会学者が 思っているのではないでしょうか。 「女子高生が流行を作る」なんて マスコミがよく取り上げますが、 品性のないマスコミ関係者たちが 若い娘に取材したいだけなんじゃないですかね。
お礼
回答ありがとうございます。 >「女子高生」と「冠」することで 本が売れるからではないでしょうか。 実際どのような売れているのでしょうか? 「女子高生」の間で今流行しているものが話題になっても 「男子高生」の間で流行しているものが、 話題になることはあまりない、というか聞かない気がします。 取材したいだけなんでしょうか?
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お礼
女子高生に対する考察ばかりが 溢れているのは「男性中心の社会」が原因なのでしょうか。 男子高校生が修行中の身だとすれば、その修行中の身を 考察する文脈が存在してもいいと思うのですが それが殆どと言っていいほどない事が不思議です。 生意気な文章ですみません。